自由が丘の体験学習施設「ABI-STA(アビスタ)@玉川聖学院」と戸栗美術館渋谷区松濤)が、児童の視覚・空間的知能(Visual-Spatial Intelligence)を育てクリエイティビティを引き出すために、1月30日(水)から授業における連携を開始します。
陶磁器は子どもにとって敷居の高い分野でありながら、文化的な意義は大きなものです。
今回の連携は、将来世界で活躍する子どもたちがさらに幅広く日本の文化を理解できるようになるための一歩として大きな挑戦です。
 
ABI-STA:http://www.abi-sta.com/
自由が丘の体験学習施設「ABI-STA」(東京都世田谷区奥沢)は玉川聖学院に隣接する玉川聖学院会館にある小学生向けの体験学習塾 兼 民間学童保育施設で、30年後に活躍する人材を育成するために、従来の塾や民間学童とは異なるユニークな教育を実践しています。
これまでも実社会の様々な分野で活躍しているプロフェッショナルが直接児童に伝える「未来につながる体験学習」を行っていますが、この度の戸栗美術館との連携で体験学習のラインナップがさらに充実します。

ABI-STAの体験学習 http://www.abi-sta.com/html/taiken.php
体験学習の担当講師 http://www.abi-sta.com/html/teacher.php
教育コンセプト http://www.abi-sta.com/html/concept.php



戸栗美術館http://www.toguri-museum.or.jp/
戸栗美術館東京都渋谷区松濤)は創設者戸栗亨が長年に渡り蒐集した陶磁器を保存・広く公開することを目的に設立されました。主な収蔵品は、江戸時代初頭に日本初の国産磁器として誕生し、高級品として国内外に流通した古伊万里や、江戸時代に佐賀鍋島藩から徳川将軍家への献上品や大名等への贈答品とされた鍋島焼、さらには中国や朝鮮半島の東洋陶磁です。

戸栗美術館はこれまでにも区立中学校の職場体験の受け入れや夏休み中の小学生向け企画の開催を通して次世代への文化遺産伝承に携わってきました。この度、戸栗美術館とABI-STA両者の子どもたちに本物を伝えたいという思いが一つに実り、ABI-STAでの感性を育む陶磁器鑑賞の授業が行われることになりました。

初回の授業では、古伊万里の皿をデザインした戸栗美術館特製「古伊万里トランプ」を利用します。江戸時代の人々がハレの日などに実際に使用していたかたちや彩りの美しい皿に、楽しみながら接することで、丹精込めて作られた工芸品の数々が現代においても日々の生活を一層心豊かにしてくれる存在であることを子どもたちが感じ取り、日本の伝統文化に関心を持つきっかけになることを願うとともに造形・図案・色彩感覚など多面的な感性を養っていきます。

配信元企業:株式会社授業学研究所

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