『FOXスポーツ』がU-22日本代表DF板倉滉(21)の才能を高く評価している。

川崎フロンターレの下部組織出身で2015年にトップチーム昇格を果たした板倉。昨シーズンはベガルタ仙台に期限付き移籍し、明治安田生命J1リーグで24試合3得点を記録した。

仙台でクラブ初の天皇杯決勝進出、U-21日本代表ではAFC U-23選手権で決勝進出に貢献するなど、東京五輪でも中心選手として活躍が期待される板倉は、15日にマンチェスター・シティへの完全移籍が決定。同日にはフローニンヘンへのレンタル移籍が発表された。

『FOXスポーツ』は、板倉を「センターバックもそつなくこなすこなす守備的ミッドフィルダー」と紹介。現在シティが長きに渡ってブラジル代表MFフェルナンジーニョ(33)の後釜探しに苦戦していることを指摘し、板倉がオランダで成功を収めることができれば、フェルナンジーニョの「完璧な後継者になるかもしれない」とポテンシャルを高く評価している。

最近フローニンヘンのテクニカル・マネージャーを務めるロン・ヤンス氏は、板倉を「中盤で起用することを考えている」とコメント。シティ復帰は厳しい道のりだが、東京五輪での成功や日本代表を目指す板倉にとって大きな挑戦になりそうだ。

サムネイル画像