声優の高森奈津美と俳優の星野源がW主演を務める冒険ファンタジーアニメ『ちえりとチェリー』より、場面写真が一挙公開された。大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、いのちの輝きと向き合い、新たな未来に向けて一歩を踏み出そうとする姿を描く。

【写真】新たに公開された『ちえりとチェリー』場面写真

 『ちえりとチェリー』は、『劇場版 チェブラーシカ』を手掛けた中村誠監督が、主要スタッフを再集結して完成させた日本初となる長編オリジナルパペットアニメーション。主人公は、小学6年生の女の子・ちえり。幼いころに父を亡くし、母親と2人暮らしをしている。そんなちえりの唯一の友人は、蔵で見つけたボロボロのぬいぐるみ“チェリー”で、2人はいつも一緒にいた。ある日、久しぶりに祖母の家を訪れる。そこでちえりを待ち受けていたこととは…。

 声の出演には、ちえり役を高森、助言者としてちえりに寄り添うチェリー役を星野が務める。さらに、ちえりの母親役に尾野真千子、そのほかにも栗田貫一サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしといったそうそうたるメンバーが顔をそろえている。また、チェリーのキャラクターデザインはオリジナル版「チェブラーシカ」の生みの親でもあるロシアニメ界の巨匠、レオニード・シュワルツマンが担当している。

 今回公開となった場面写真では、ぬいぐるみのチェリーを大切そうに抱えるちえりや、仲間たちを一緒に何か相談をしているようなシーン、鳥と共に空に舞い上がって楽しそうに過ごすちえりの姿などをみることができる。
 
 アニメ映画ちえりとチェリー』は、全国のイオンシネマにて2月15日より2週間限定公開。チェブラーシカ最新作『チェブラーシカ 動物園へ行く』も同時上映される。

アニメ『ちえりとチェリー』場面写真(C)「ちえりとチェリー」製作委員会