町田市および東急電鉄は、2019年秋にまちびらき予定の「南町田グランベリーパーク」(以下、本計画)に関して、複合的なエリア開発を対象とした国際的な環境認証制度である「LEED ND(まちづくり部門)」の、ゴールド予備認証を取得しました。認証エリア内に駅を含むゴールド予備認証取得は、日本初となります。
 本計画では引き続き、駅のLEED NC(新築部門)ゴールド認証およびLEED ND本認証の取得を目指します。
 本計画は、田園都市線南町田駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、官民が連携して、都市基盤、都市公園、商業施設、駅を一体的に再整備し、「新しい暮らしの拠点」を創り出していくまちづくりプロジェクトです。
 まち全体をひとつの「パーク(公園)」として計画することを基本理念とし、駅と商業施設、公園をシームレスに繋ぎ、自然と賑わいが融合した「パークライフ」を満喫できる新たなまちを目指します。「LEED ND(まちづくり部門)」では、コンパクトなまちの開発や、自動車依存を緩和する立地選択、生態系の保全などの各規定項目で点数化され、格付けされます。この度、本計画における充実したパークライフを体現するための取り組みが、持続可能なまちづくりとして評価されました。主な評価ポイントは以下のとおりです。

【主な評価ポイント】
歩行者ネットワークの整備による、自然と賑わいを感じながら回遊できるウォーカブルなまちづくり
・商業施設と公園を分断していた車道の配置換えによる、シームレスな空間の創出
 ⇒歩車分離された安全な歩行者空間を実現
・駅の南北をフラットに繋ぐ、南北自由通路の整備
・樹木やベンチを豊富に配置した、木陰で憩える居心地のよい屋外空間の創出
・ガラスを多用した店舗ファサードによる、路面店のような賑わいを楽しめる街並みの創出

■グリーンインフラを生かしたランドスケープデザイン
・雨水浸透機能として、エリア全体で浸透性舗装やバイオスウェルを採用
バイオスウェルの象徴としてデザインされたレインガーデンの整備
(雨水管理方法として、グリーンインフラのほか雨水調整池などの整備も進めています。※LEED ND対象エリア外)
<「グリーンインフラ」とは:自然環境が有する機能を活用し、社会基盤整備や国土管理を行うこと。>

配信元企業:東京急行電鉄株式会社

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