WFS(Wright Flyer Studios)は、Nintendo Switch向けDLタイトル『釣りスタ ワールドツアー』を2019年1月31日に配信すると発表した。価格は2680円(税込)。また、あらかじめダウンロードが本日よりスタートしている。

 『釣りスタ ワールドツアー』は、グリーが運営している『釣り★スタ』をベースに、さまざまな新要素を加えたNintendo Switch向けの新作フィッシングゲーム。従来のシリーズとは異なり、Joy-ConToy-Conで釣り体験を楽しめる点が特徴となっている。なお本作は、ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ消滅都市0.』などスマートフォン向けアプリを開発しているWFSの初家庭用ゲーム機向けタイトルとなる。

 本作の原点となる『釣り★スタ』は2007年5月24日よりサービスが開始されているモバイルソーシャルゲームだ。当初はフィーチャーフォン向けに展開が行われており、2011年にスマホ版がリリース。2015年はTVアニメ北斗の拳 イチゴ味とコラボを行いサウザー人面魚が登場したりと、12年も続いているだけあって歴史は深い。2018年12月10日には新バージョンアプリ(ver3.2.4)が登場しており、まだ健在である。

(画像はNintendo Switch|ダウンロード購入|釣りスタ ワールドツアーより)

 Nintendo Switchで登場する『釣りスタ ワールドツアー』は、「わらび川」や「くず湖」などシリーズで馴染みある要素を引き継いでおり、40ヵ所の釣り場や70種以上の道具を活用し、180種以上の魚のフィッシングを楽しむことができる。各エリアには特別な魚「ヌシ」が潜んでおり、それらを釣りながらさかな図鑑を埋めていくのも魅力のひとつとなる。

(画像はNintendo Switch|ダウンロード購入|釣りスタ ワールドツアーより)

 ゲームシステムとしては、糸が切れないようにテンションゲージを管理しながら魚を引き寄せることが重要となる。自分のロッドをあわせるとテンションゲージが下がる「ロッドゴースト」や、魚との距離を縮めることができる「チャンスサークル」などを活用することが重要とのこと。

 Joy-Con2本持ちでロッドとリールのように操作することも可能なほか、携帯モード、Nintendo Switch Proコントローラーなどにも対応。Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』に収録されているつりToy-Conを使うと、船を走らせながら釣りをする「トローリング」を疑似体験できるミニゲームを遊ぶことができる。

(画像はNintendo Switch|ダウンロード購入|釣りスタ ワールドツアーより)

 なお日本でのニンテンドーeショップでのあらかじめダウンロードが開始されたほか、店頭にて購入できるダウンロードカード版、各ECサイトにて購入できるオンラインコード版も順次取り扱いが開始されるとのこと。販売店については公式サイトを確認してほしい。

(c)WFS
(c) 2017 Nintendo
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ライター/渡邉卓也

釣りスタ ワールドツアー公式サイト
ライター
渡邉卓也
マリオの乳で育った男」と自称するフリー・ゲームライター。いくつかのメディアでゲームニュース、レビュー、コラムなどを担当。自分が書いた記事で気に入っているのは「なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…? 『Ice Station Z』から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ」。好きなキャラクターは「しずえ」と「カービィ」。
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