川越特急」が誕生するダイヤ改正に先行して、東武東上線に「池袋・川越アートトレイン」が登場。50092号編成の車体に、川越の四季や風景がデザインされます。

川越の四季や風景、車体一面に

東武鉄道は2019年1月17日(木)、ラッピング列車「池袋・川越アートトレイン」を東上線に導入すると発表しました。

同社は3月16日(土)に東上線ダイヤ改正を予定しています。「池袋・川越アートトレイン」はこれに先行して、川越のPR施策として2月12日(火)から運行されるものです。

車両は50092号編成(10両)を使用。川越の四季や風景で外観をデザインします。原画は若手画家の古家野雄紀さんによる、川越をテーマにした日本画です。東武鉄道によると「日本画であることを感じさせないグラフィカルでコミカルな作風によって、川越の四季や魅力ある風景が彩り鮮やかに10両編成の車両一面に描かれています」といいます。

運行区間は池袋~小川町間、運行期間は「当分の間」(東武鉄道)です。

3月16日(土)のダイヤ改正では、東上線に新種別「川越特急」が登場します。特急料金は不要で池袋~川越間を最短26分で結びます。「池袋・川越アートトレイン」はダイヤ改正後、この「川越特急」としても使われる予定です。

ラッピング列車「池袋・川越アートトレイン」のイメージ(画像:東武鉄道)。