アーセナルフランス代表で多くの時間を過ごした2人が指揮官として対決

 モナコは現地時間16日、リーグ・アン第17節でニースと対戦し、1-1と引き分けた。モナコティエリ・アンリ監督は、盟友でありニースの指揮官を務めるパトリックビエラ監督との再会について「奇妙だった」と、英放送局「BTスポーツ」の取材で振り返っている。

 アンリ監督はロシアワールドカップ(W杯)にベルギー代表のアシスタントコーチとして参加した後、昨年10月にモナコの監督に就任。開幕9試合で1勝3分5敗と不振に苦しむチームの再建を託されたものの、浮上のきっかけをつかめないまま現在も降格圏内の19位に沈んでいる。

 そんななかで6位ニースとの「コートダジュールダービー」に臨んだが、敵将は現役時代にアーセナルフランス代表で共闘したビエラ監督。アーセナル公式インスタグラムも「アーセナルの2人のレジェンドリーグ・アン指揮官としてフランスで顔を合わせる」と若かりし頃の2ショットを複数枚投稿し、エールを送っていた。

 また「BTスポーツ」は、「再会はとても気分がいいものだ。指揮官としての初対戦を前にアンリビエラが大きなハグ」との文章を添え、キックオフ前にタッチライン際で対面したアンリ監督とビエラ監督が力強くハグをし、会話を交わした後、少しの照れ笑いを浮かべてそれぞれのベンチへと向かうワンシーンを動画で公開していた。

 ダービーとなった一戦はニースMFアラン・サン=マクシマンに先制点を与えるも、DFブノワ・バディアシルが同点ゴールを決め、1-1のドローに終わった。試合後、アンリ監督は「ロッカールームを出て彼がやって来るのを見るのが、奇妙だったよ。一緒に成長し、一緒にプレーし、そして互いに対戦相手としてここに至った」と、現役時代から多くの時間をともにした盟友との再会を振り返った。

 トップチームの監督として苦しい時を過ごしているアンリ監督だが、ビエラ監督との対決は、感慨深いものになったと同時に、大きな刺激も受けたことだろう。(Football ZONE web編集部)

モナコのティエリ・アンリ監督【写真:Getty Images】