NHK Eテレ60周年を記念して「Eテレ60 みんな集まれ!キルトが紡ぐ思い出キャラクター」(昼4:00-夜5:00)が、1月19日(土)に放送される。

【写真を見る】“カンちゃん”が大好きながんこちゃんとの対面ににっこり!

同番組は、誰もが知っているEテレキャラクターがモチーフとなったキルト作品を、懐かしの番組映像や作者の思いを交えながら紹介する。

“お父さん代表”として林家たい平、“お母さん代表”として三田寛子、“子供代表”として連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年4月~10月)でヒロインの娘“カンちゃん”を演じた山崎莉里那が登場し、Eテレ番組の思い出や好きな番組を語る。

ほか、人気キャラクターのはに丸やゴン太くんがんこちゃんも登場し、作者の思いの詰まったキルト作品と対面する。

また、番組で紹介されたキャラクターを含むたくさんのキルト作品が、1月24日(木)から「第18回東京国際キルトフェスティバル―針と糸と布の祭典―」で展示される。

「ザテレビジョン」では収録を終えた3人にインタビューを行い、キルトを実際に見た感想やEテレの番組の思い出などを聞いた。

■ 三田「本当に楽しい幸せな時間でした」

――番組収録を終えた感想を聞かせてください。

三田:私が生まれたころの番組や、生まれる前の番組など貴重なEテレ60年間の歩みを見せていただいて、私も童心に帰って楽しむことができました。また、子育てをしていた頃など、それぞれの時代の番組も紹介されていて、たくさんの思い出を振り返ることができました。

私と同じように番組に思い入れがあり、愛情をもって作られたキルトの作品を近くで見ることができて、本当に楽しい幸せな時間でした。

たい平:親子3代、みんなが語れる番組。それがやはり60年の歴史なのだと思います。家族みんなで番組の共通の話題で盛り上がることができるというのは、本当に長く長く続けてくださっているおかげだなと思います。

そしてそれぞれの番組の中に、それぞれの作者の皆さんの思い出があって、一針一針丁寧に紡がれていく、本当に愛情あふれるキルトの作品ばかりで、ぜひ「国際キルトフェスティバル」の会場に足を運んでいただいて、近くで作者の皆さまの心を見ていただきたいと思います。

三田:莉里那ちゃんはどうだった? いっぱいキャラクターとも会えたよね。

山崎:初めてあったキャラクターもいたけど、すぐにお友達になれたし、楽しかった!

たい平:がんこちゃんとかもね、いっぱいお話ししていたね。莉里那ちゃんががんこちゃんに会って感動するように、僕や三田さんもゴン太くんに会えて、同じ気持ちで感激するし、うれしいですし…。

三田:そうそう、感動しました! あとは、モノクロテレビの時代のキャラクターの色が分からなかったのを、NHKの博物館に行ってご覧になって、色を作っていたことにも感動しました。

■ たい平「“宝物”のような番組」

――Eテレの番組で思い出の番組やキャラクターはありますか?

三田:私は、子供と一緒に見ていた「おかあさんといっしょ」がとても印象深かったですね。特に「ドレミファ・どーなっつ!」(1992年10月~2000年4月)は、ちょうど主人(中村芝翫)が大河ドラマ「毛利元就」(1997年1月~12月)の撮影でNHKに通っておりまして、忙しくて子供に会えないと「スタジオパーク」のグッズコーナーで「ドレミファ・どーなっつ!」のキャラクターグッズを買ってきて、家にグッズがいっぱい並んでいたのを思い出しました

たい平:僕はやはり「できるかな」(1970年4月~1990年3月)ですね。物を作る楽しさを小さい頃から教えてもらって。今の子供たちって豊かにあふれているかもしれませんが、僕たちの時代には自分たちの手から何かを作る楽しさっていうのをEテレの番組を通して自然に学ぶことができまして…そのようなすてきな番組がたくさんありましたね。

手を動かすこと、何かを作ることの楽しさを子供の頃に教えてもらった“宝物”のような番組です。それこそ、子供のころから練習していた“ゴン太くん語”も披露させていただいて…。

――ゴン太くんと話をしてみていかがでしたか?

たい平:いや、うれしかったですね。莉里那ちゃん聞いてみてどうだった?

山崎:すごかったし、面白かった!

三田:莉里那ちゃんは好きなキャラクターは?

山崎:がんこちゃんも好きだし、「ニャッキ!」(毎週月~金朝8:45-8:50、NHK Eテレ)とか「はなかっぱ」(毎週月~金朝7:15-7:25、NHK Eテレ)は見ていたので好きです。

たい平:莉里那ちゃんすごいよね、たくさんキャラクターの名前知ってたよね。すごいなと思ったよ。

山崎:ありがとうございます。

■ 山崎「家族のためにキルト作品を作りたい!」

――キルト作品を見た感想や見どころを教えてください。

三田:キルト作家の皆さんが番組に思い入れがあって、すてきだなと思いました。キルトに詳しくなかった私もキルトのことを知れて本当に勉強になりました。

例えば、真っ白な布と糸だけで作るキルトがあることや、作品を作るときにこんなご苦労があるんだとか…。Eテレの番組やキャラクターの思い出ももちろんなんですけれど、キルトそのものに対しての感動もたくさん感じることができました。

たい平:一針一針の縫い目とかを「国際キルトフェスティバル」の会場で間近で見てほしいという思いが改めて強くなりましたね。

あとは、莉里那ちゃんも気付いていた、作者の方が込められた“遊び”とかユーモアを実際に見つけながらキルトを楽しむということができたので、家族で見に来ていただいて、見つけていただきたいですね。見る角度で色が違ったりとか。

三田:素晴らしかったですね。かわいいキャラクターはもちろんなんですけれども、その中に隠された“技”ですよね。作品の随所に散りばめられていて、キルトに親しみがある方もそうでない方もいろんな角度から楽しめますよね。

たい平:それこそ親しみ深いキャラクターが描かれているので、キルトを楽しむきっかけにもなりますし、足を止めてその当時の話を家族でしたりして、特別なキルト展になりそうですね。莉里那ちゃんはどうかな?

山崎:キルトは初めて見たけれど、作品を見て(キャラクターにそっくりなので)いっぱい名前を覚えました。あとは、大きくなってキルトが作れるようになったら、家族のために作ってみたい!

三田:すてき! 絶対ご家族の皆さん喜ぶよ。(ザテレビジョン

キルト作品を楽しんだ出演者らとキャラクター