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AKB48岡部麟が昨日1月17日に東京・TOKYO DOME CITY HALLでソロコンサート「岡部麟ソロコンサート ~もしも~し!りんりん推しでしょ!?~」を開催した。

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連日に渡って行われたAKB48グループソロコンサートのラストを飾ったのは、チーム8の茨城代表とチームAのキャプテンを兼任する岡部。ショッキングピンクの衣装をまとってプッチモニ「BABY! 恋にKNOCK OUT!」でクールにライブをスタートさせ、公演名にちなんだフィンガー5「恋のダイヤル6700」などを届けた。

楽曲のパフォーマンスのみならず、スクリーンには岡部が彼女役を演じる恋愛シミュレーション映像が上映され、観客が彼氏役になって「大好きだー!」と叫んだり、MCでは岡部とファンが気さくにコミュニケーションを取ったりと、アットホームな雰囲気でライブが進められた。ライブ中盤に岡部は元トップリードの和賀勇介と共に「2人はデキテル」でデュエットし、AKB48チーム8の合同オーディション参加時に歌唱した前田敦子の楽曲「Flower」を歌唱。バックバンドを率いて、初の選抜入りを果たしたナンバー「11月のアンクレット」をアコースティックアレンジで歌い上げた。

ライブ後半にコントユニット・大人のカフェをゲストに迎え、昨年2月に出演した舞台「3歩進んで2歩シャガール」のネタを再現した岡部。観客の爆笑を誘ったあとに下尾みう、横山結衣を迎えて「黒い天使」をパフォーマンスしたほか、吉川七瀬、小田えりな、佐藤栞、行天優莉奈と共に「点滅フェロモン」、さらに佐藤七海、山田菜々美、中野郁海、人見古都音と「盗まれた唇」を披露し、ソロコンに協力してくれたAKB48チーム8のメンバーに改めて感謝の思いを伝えた。

アンコールで披露された「ハート型ウイルス」の途中には、サプライズで小嶋陽菜が登場し、「ソロコンサートおめでとう!」と岡部を激励。突然の出来事にうれし涙を流す岡部が小嶋に向けて「なんでいるんですか!」と質問すると、小嶋は「すごいがんばってるからお手紙を書いてって(スタッフに)頼まれたんだけど、来たほうが早いかなって(笑)」と答えて会場を沸かせた。岡部は先輩を前に「やっと選抜に選んでもらえるようになったけど、唯一悔しかったのは小嶋さんと選抜メンバーとして踊れなかったことです。でもソロコンサートでこうして一緒のステージに立つことができてうれしいです」と話した。

「一生の間に何人と出逢えるのだろう」を歌唱したあと、岡部は「AKB48のために貢献していきたい。私はここで輝いて、このAKB48で……芸能界でがんばりたいと思います!」と決意を表明。ラストに「夢へのルート」を届け、「絶対に自分の夢に向かってあきらめない!」と熱い思いを吐露して、ソロコンを大団円へと導いた。

「岡部麟ソロコンサート ~もしも~し!りんりん推しでしょ!?~」2019年1月17日 TOKYO DOME CITY HALL セットリスト

01. BABY! 恋にKNOCK OUT!
02. チューしようぜ!
03. 口移しのチョコレート
04. 恋のダイヤル6700
05. 2人はデキテル
06. Flower
07. Bye Bye Bye
08. 枯葉のステーション
09. 11月のアンクレット
10. 大人列車
11. Innocence
12. 抱きしめられたら
13. 涙に沈む太陽
14. 黒い天使
15. 点滅フェロモン
16. 盗まれた唇
17. LOVE修行
18. 愛の存在
アンコール
19. てっぺんとったんで!
20. ハート型ウイルス
21. 一生の間に何人と出逢えるのだろう
22. 夢へのルート

岡部麟と小嶋陽菜。 (c)AKS