東京ヴェルディは19日、2019年の新体制発表会見およびクラブ創立50周年記念事業発表会見を行った。この会見の場でクラブのエンブレムとロゴを変更することを発表した。

1969年に前身の読売サッカークラブが創立され、今年で50周年を迎えた東京V。その節目の年となった新体制発表会見に先駆けて行われたクラブ創立50周年記念事業発表会見の場で羽生英之社長は、クラブの今後50年に向けた総合スポーツクラブとしてのビジョンや新スタジアム移転構想と共に伝統のエンブレムを変更することを明かした。

(C)CWS Brains,LTD.

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2014年イングランド代表ユニホームネーム背番号デザインなどを手がけたイギリスグラフィックデザイナーのネビル・ブロディ氏によって手掛けられた新エンブレムでは旧エンブレムに描かれていた始祖鳥シルエットをよりシンプルなモノに変更すると共に、ヴェルディ(VERDY)の頭文字である「V」を強調しより簡略化されたエンブレムの2つを採用。

なお、2019シーズンは現行のエンブレムが公式ユニフォームに採用され、新エンブレムは2020シーズンから採用される予定だ。

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伝統のエンブレムを変更するという大きな決断を下した羽生社長は会見の場でその決断の理由を説明している。

ヴェルディアイデンティティはただひとつ緑であること。私たちの名前は東京ヴェルディ。『VERDY』はポルトガル語の『VERDE』、緑という言葉からきています。ここにこそアイデンティティがあってそのほかのものは時代に際して変えてもいいのではと考えました。その象徴がエンブレムとロゴマークを思い切って変えてみようという決断となりました」

「もちろん、このクラブは50年の歴史があり、このエンブレムを愛してくれている多くの人がいることも知っています。ですから批判を浴びることも覚悟しています。ただ、我々が変わるという、その覚悟を知って頂くために今日は批判覚悟で発表したいと思います」

「元々、私たちはパイオニアであることを大切にしていて、そのパイオニアを表す始祖鳥に関しては残したいと思い、このようなデザインにしました」

日本のプロサッカークラブで初のeスポーツチーム創設など、新たな50年に向けて革新的な動きを見せている東京Vは、2017年セリエAの強豪ユベントスが行ったエンブレム変更に倣う形で新エンブレム採用という大きな変化に踏み切った。
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