ドルトムントは19日、ブンデスリーガ第18節でライプツィヒとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。ドルトムントのMF香川真司はベンリ入りしなかった。

2018年最終戦となった前節ボルシアMGとの頂上決戦を制して2位バイエルンとの6ポイント差を維持した首位ドルトムント(勝ち点42)は、前半戦MVP級の活躍を見せたロイスが負傷欠場となった中、サンチョやヴィツェル、ゲッツェらがスタメンとなった。

4位ライプツィヒ(勝ち点31)に対し、[4-2-3-1]を採用したドルトムントは最前線にゲッツェ、2列目に右からサンチョ、M・フィリップラファエウ・ゲレイロ、中盤センターにヴィツェルとデラネイ、センターバックにヴァイグルを据えた。

立ち上がり、テンション高く入ってきたライプツィヒに押し込まれる入りとなったドルトムントだったが、徐々にポゼッションを高めて反撃に転じると、7分にヴィツェルが枠内シュートを浴びせた。

その後もドルトムントがボールを保持すると、19分に先制した。左CKの流れからファーサイドのヴィツェルがルーズボールをトラップしてすかさず右足を一閃。強烈なシュートでネットを揺らした。

前半半ば以降は膠着状態が続いた中、40分にドルトムントが追加点に迫る。左サイドからのFKをディアロがヘッドで合わせたシュートがわずかに枠の左に外れた。

後半開始直後、サビツァーに決定的なシュートを許したドルトムントだったが、53分にビッグチャンス。しかし、ボックス左に抜け出したM・フィリップのシュートはGKグラーチに止められてしまった。

すると63分、GKビュルキのミスから大ピンチ。バックパスを受けようとしたビュルキが足をもつれさせてヴェルナーにボールをカットされかけた。だが、何とかビュルキが足を伸ばしてボールをクリアし、難を逃れた。

終盤、プリシッチアルカセルを投入して逃げ切りを図ったドルトムントは90分、アルカセルのシュートが左ポストに直撃してしまう。すると試合終了間際にはアクーニャのヘディングシュートでゴールに迫られたがわずかに枠を外れ、何とか1-0で逃げ切り。ロイス不在の中で勝利をもぎ取り、バイエルンとの6ポイント差を維持した。

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