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トイレを我慢しすぎるのは膀胱炎の原因になるので、あまりよくない。しかし忙しいときなどに、つい我慢してしまう人も多いのではないだろうか。

 

■約4人に1人が「トイレの我慢に自信あり」

しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「尿意について」の調査を実施。

トイレの我慢には自信があるグラフ

「トイレの我慢には自信がある」と答えた人は全体で23.1%と、約4人に1人はいるようだ。

 

■膀胱も衰える

性年代別で見ると、男女共に若い世代のほうが高い割合になっている。

トイレの我慢には自信がある性年代別グラフ

加齢とともに頻尿や尿もれなど、尿にまつわるトラブルを抱える人も増えていく。膀胱の機能低下やおしっこを我慢するときに使う骨盤底筋の衰えなどが、排尿に悪影響を与えるのだ。

「夜にトイレがしたくて、起きることも増えてきた。若い頃は、こんなことはなかったのに」(50代・女性)

■「トイレに行く」と言えなくて…

「トイレに行く」と言い出せないために、我慢してしまう人もいるようだ。

「人と一緒にいるときに、『トイレでその場を離れる』ことを言い出しにくい。他の人が行ったときに便乗しようと試みるも、結局できなくてさらに我慢することも。

 

友達と会っているときにトイレに行けず家まで我慢したこともあり、『なにをやっているんだろ…』と思うことがある。なぜ言い出せないのか、自分でもわからない」(20代・女性)

 

■トイレに行き過ぎるのもNG

トイレに行き過ぎるのも、膀胱にはよくない。

「心配性なので、尿意がそれほどなくてもトイレに行って出す癖があった。ただこれも、よくないらしい。続けているうちに少量での排尿が癖になるんだとか。そのため今は、ある程度溜めてからトイレに行くトレーニングをしている」(40代・女性)

 

尿もれには、骨盤底筋を鍛えるのが対策になる。

くしゃみをするとわずかに尿もれするようになったので、骨盤底筋を鍛える方法を実践している。さすがに尿もれするようになったときにはショックだったので、しっかりと鍛えて治したい」(30代・女性)

 

トイレは我慢しすぎても、頻繁に行きすぎてもいけない。バランスが、難しいところだ。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)

「行きたい」が言えなくて… トイレを我慢するのに自信がある人の本音とは