レアル・マドリードの2019年は厄年かもしれない。スペインメディア『アス』がチャンピオンズリーグ(CL)3連覇中の王者の負傷リストについて伝えている。
2019年に入り、レアル・マドリードは公式戦6試合を終え3勝1分け2敗。コパ・デル・レイ(国王杯)もなんとかベスト8に進出し、リーグ戦でも強豪セビージャを撃破した。
しかし、内情は厳しい。なんと新年を迎え3週間が経つ頃には新しく7人が負傷してしまったのだ。新年1人目の負傷者はスペイン代表MFマルコス・ジョレンテ。1月1日にレアル・マドリードがクラブ公式サイトを更新し、新年の挨拶かと思いきや中盤で期待されている若手MFの左足内転筋負傷が伝えられた。
その後は負傷者が続出。5日にはウェールズ代表FWギャレス・ベイル、7日にはドイツ代表MFトニ・クロース、9日にはベルギー代表GKティボー・クルトワ、13日にはフランス人FWカリム・ベンゼマ、16日にはスペイン人DFヘスス・バジェホ、18日にはコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの負傷が発表された。
1月20日時点では、すでにベンゼマとクルトワが復帰したが、2018年末からケガをしているスペイン代表MFマルコ・アセンシオ、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス、スペイン人DFハビ・サンチェスは未だ離脱中。負傷者リストには現在も8人の名前が連ねられている。
リーガ・エスパニョーラではセビージャを上回り勝ち点36で2位アトレティコ・マドリードと5ポイント差のレアル・マドリード。首位バルセロナとは暫定で7ポイント差となっている。
次戦はコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグでアトレティコ・マドリードを下したジローナと対戦。その後にはリーグの10位エスパニョール戦や5位アラベス戦、そして2月9日にはアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を控えている。さらに2月13日には、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグ・アヤックス戦が予定されおり、サンティアゴ・ソラーリ体制の真価を問われる時期が来た。
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