ついつい「寒い」と言ってしまう冬。インフルエンザも流行っているようですので、マスクをして、うがい・手洗いを忘れずに、しっかり予防して元気に過ごしましょう。
さて、ピカピカの「道の駅」をご紹介する、新規オープン特集の続編です。今回は秋田、岐阜、群馬、山梨を取り上げます。ちょうど4駅とも2018年7月に開業したのですが、どんな「道の駅」なのでしょうか?
寒い冬、心もカラダもほっこりできる「道の駅」へ、ぜひ行ってみてくださいね。

野菜直売所もお洒落な「道の駅 なんぶ」

野菜直売所もお洒落な「道の駅 なんぶ」


道の駅 おが(秋田県男鹿市)【無線LANあり】

男鹿市の初「道の駅」が2018年7月1日にオープンしました。「道の駅 おが」といい、秋田県では33番目です。JR男鹿線の終着駅であるJR男鹿駅はすぐ目の前。秋田自動車道(昭和男鹿半島IC)から国道101号で約25分の市道新浜町・外ヶ沢線に面し、船川港もすぐ近くという立地です。
物産館では、季節ごとに男鹿でとれた魚や野菜を直売しています。毎日入荷する海の幸は漁師直送だから新鮮! HPではその日に入荷した水産物を掲載中です。名物ハタハタの魚醤「しょっつる」を使ったソフトクリームは「ガオジェラ」でどうぞ。食事は「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」がおススメです。ガラス張りの明るい店内で、男鹿産天然ミズダコと紅ズワイ蟹の二色丼、しょっつる焼きそば、男鹿産ギバサ丼など、ご当地メニューが堪能できます。建物になまはげが描かれているのもなんだかカワイイですよ。
道の駅 おが(なまはげの里 オガーレ
※詳細は公式HPをご確認ください

泣く子も黙る「なまはげ」

泣く子も黙る「なまはげ


道の駅 パレットピアおおの(岐阜県揖斐郡大野町)【無線LANあり】※重点

道の駅 パレットピアおおの」は2018年7月11日岐阜県最大級の「道の駅」としてオープンしました。北海道を除いて登録数No.1の岐阜が記録を更新し、56駅となります。場所は揖斐郡大野町の国道53号線沿いで、直径60mの屋根付き回廊(Oリング)がシンボル2014(平成26)年度の重点に選定され、地域振興拠点として準備が進められてきたものです。
地元の新鮮食材を販売する直売所は“美濃の物(もん)がたくさんある店”という意味の「みのもんや」で、試食コーナーもあります。ベーカリー「みおぱ」では岐阜県産小麦や天然酵母を使った焼き立てパンを販売。カフェ「柿の木」では地元の農産物を使用したスイーツやジビエコロッケなどが人気です。レストラン「サイタバラス」に行くなら、お隣のベーカリーやカフェのパン、デリと一緒に好きなメイン料理を選べるセットがおススメ。パンと飲み物はお替り自由なので、地元の食材をゆっくり味わうことができます。
■道の駅 パレットピアおおの
※詳細は公式HPをご確認ください

いい匂いが漂う焼き立てパン(画像はイメージ)

いい匂いが漂う焼き立てパン(画像はイメージ)


道の駅 尾瀬かたしな(群馬県利根郡片品村)【無線LANあり】

2018年7月21日群馬県の片品村役場のすぐ隣、国道120号沿いにオープンした「道の駅 尾瀬かたしな」は、群馬県で32番目の「道の駅」です。美しい景色が望める静かな山里にあります。
「農産物直売所かたしな屋」では片品村の大地の恵みである季節の野菜や果物を販売しています。昼夜の寒暖差が大きいので甘くて美味しい農産物が育つのだそう。「かたしな食堂」では、自慢の尾瀬名水うどんや、2kgもある名物のあんかけ焼うどんが楽しめるほか、週末限定の定食も人気です。素晴らしいのは、展望テラスから尾瀬アヤメ平などの絶景が眺められること。残念ながら足湯は冬季クローズですが、片品村内の5つのスキー場に行った帰りはぜひ「道の駅」に立ち寄りましょう。使用済みリフト券で花豆ソフトクリームが50円引きになりますよ。
道の駅 尾瀬かたしな
※詳細は公式HPをご確認ください

明るく洗練されたデザインの建物

明るく洗練されたデザインの建物


道の駅 なんぶ(山梨県南巨摩郡南部町)【無線LANあり】

山梨県で21番目の「道の駅」として2018年7月21日に誕生したのが「道の駅 なんぶ」です。南巨摩郡南部町国道52号沿いに位置し、平成31年夏頃に開通予定の中部横断自動車道南部ICに隣接しています。開通後はパーキングエリアとして高速道路から直接アクセスできるのだそう。
農産物販売所は特産品の南部茶をテーマにした品揃えが自慢です。ドレッシング、プリン、和菓子バームクーヘンあられふりかけなど、どれも南部茶を使ったオリジナル商品で、ここでしか買えないものが多数あり。もちろん、地元の新鮮野菜や果物も販売しています。奥のお食事処では名物の「茶そば」を召し上がれ。パフェやプリンなどの南部茶スイーツとともにインスタ映え間違いなしです。メニューが豊富で、もつ煮などのご当地グルメも味わえます。この地が発祥の南部氏を紹介する展示室に、ドッグラン、キッズルームなどが完備され、ファミリーで楽しめる「道の駅」です。
■道の駅 なんぶ
※詳細は公式HPをご確認ください

特産のお茶色の施設が広々と建っています

特産のお茶色の施設が広々と建っています

── 国土交通省が提供し、道の駅で利用できる無料WiFi 「道の駅SPOT」では、「道の駅」周辺の交通情報や気象・災害情報などさまざまな情報にアクセス可能です。「道の駅SPOT」の気象・災害メニューの一覧には、tenki.jpもリンク掲載されていますので、ぜひご活用ください。
また、道の駅名のあとに記載がある「※重点」とは、「道の駅」の整備の企画段階から国土交通大臣が選定したもので、地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取組が期待できるものを指します。現在、「重点・道の駅」は全国に73カ所あります。さらに、「※重点候補」は同様に企画の具体化に向けて支援をするもので、全国で49カ所が選定されています。

寒い時こそピカピカの道の駅でほっこりしよう〈新規特集2|2019〉