米フロリダ州で、空のスープ缶に頭がはまってしまったアライグマを獣医チームが救助した。同州のノース・フォート・マイヤーズで発見されたアライグマは、頭全体が缶の中にすっぽり入った状態だったという。海外メディアUPIが伝えた。

【写真】スープ缶にはまったアライグマ

 「獣医チームは、アライグマが呼吸できる状態かを懸念し、カン切りを使い迅速に缶の底を取り除きました」とThe Clinic for the Rehabilitation of Wildlifeはフェイスブック投稿でコメント。

 缶を切り離すためにアライグマに鎮静剤を与え落ち着かせたが、アライグマの体の力が抜けると缶は容易に取り外すことができると判明した。その後アライグマにケガはないことがわかり、鎮静剤の効果がなくなり次第自然に帰されるという。

スープ缶にはまったアライグマ(※WFTX‐TVのスクリーンショット)