AFCアジアカップ2019決勝トーナメント1回戦のヨルダン代表vsベトナム代表が20日に行われ、1-1(PK:4-2)でベトナムが勝利。ベトナムは、2回戦で24日に日本代表vsサウジアラビア代表の勝者と対戦する。

前回王者オーストラリア代表を上回りグループBを首位で突破したヨルダンと、イラン代表、イラク代表の後塵を拝して3位でグループDを終えたものの6つのグループの3位チームの成績上位4チームに入ったベトナムによる一戦。

試合は、前線のムサ・スリマンを中心とするヨルダンが立ち上がりから優勢に進行しつつも、ベトナムファイバック気味の守備で凌ぎ続ける。26分にはボックス右に抜け出したムサ・スリマンのシュートが枠を捉えたが、ベトナムの守護神D・V・ラムに阻まれた。

カウンターを得意とする両チームは前半中から前に出て行くことはあまりせず。それでも、35分にはベトナムダイナミックサイドチェンジから最前線のグエン・コンフォンにボールが繋がり、落としを受けたドアン・バン・ハウが左足で強烈なシュート。しかし、これはGKシャフィに阻まれこう着状態を崩すには至らない。

39分、にらみ合いが続く試合を動かしたのはセットプレーだった。ヨルダンがボックス左脇でFKを獲得すると、キッカーを務めるのはアブデルラハマン。右足を振り抜くと矢のようなシュートネットに突き刺さり、貴重な先制点をものにした。

比較的ボールは保持できているベトナムは失点後にギアを上げて攻め立てていくが、ヨルダンの最終ラインを崩すことはできない。1-0でヨルダンリードしたまま試合は折り返しへ。

後半にはヨルダンが後ろに重心を置く慎重な入りを見せるが、早々にベトナムがこじ開ける。51分、右サイドボールを持ったグエン・チョン・ホアンが、最終ラインとGKシャフィの間に落ちる絶妙なピンポイントクロスを供給。中央に走り込んだグエン・コンフォンが右足で合わせ、ヨルダンの牙城を打ち破った。

スコアが振り出しに戻った後は、高さのあるヨルダンに対して速いクロスを繰り返し打ち込んでいくベトナムが優勢に。ミドルシュートも織り交ぜつつ、積極的にヨルダンゴールを脅かしていく。しかし、ヨルダンも譲らず、試合は延長戦に突入する。

延長戦ではお互いに3枚残していた交代カードを切りつつ決勝点を目指すが、なかなかネットを揺らすことができず。勝負の行方はPK戦に委ねられた。すると、お互いに1人目が成功し、ヨルダンの2人目を務めたババ・セイフ、3人目のアフマド・サレフが連続で失敗。ベトナムは4人目のチャン・ミン・ボン以外の全員が成功し、PK戦を制した。

この結果、1-1(PK:4-2)のスコアで試合を制したベトナムが2回戦に進出。24日に日本vsサウジアラビアの勝者と対戦する。

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