■「日本には優れた『歌謡曲』というジャンルがあると思っております。私もいつかそういう歌謡曲を作りたいと思っておりました」(エレファントカシマシ宮本浩次

【画像】ドラマ『後妻業』キービジュアル

エレファントカシマシ宮本浩次のソロプロジェクトが始動。いきなり連続ドラマの主題歌が決定した。
宮本浩次エレファントカシマシデビュー30周年を経て、昨年後半は椎名林檎東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ作品に参加。『ミュージックステーション』や『紅白歌合戦』に出演し、SNSでパフォーマンスが話題に。そして1月1日からスタートしたソフトバンクのCMにも出演、お茶の間レベルで話題となっている。

ソロ活動を意識していた2018年。その流れと勢いを、まずコラボ作品で歌手・宮本浩次をスタートさせた宮本が、いよいよ宮本浩次名義の作品の制作に着手。同時期に、ドラマ『後妻業』の主題歌の依頼があり、ドラマ制作側とキャッチボールをしながら、エレカシ宮本を意識せず解き放たれた、宮本浩次の「冬の花」が完成した。

プロデューサーに迎えられたのは、2002年のエレファントカシマシのアルバム『ライフ』以来のタッグとなる小林武史。主題歌「冬の花」は、宮本浩次が作詞・作曲。切なく響くメロディーに、繊細かつ重厚なサウンド。そして、ドラマの主人公を連想させるような女性目線の歌詞……と、エレファントカシマシとは違った、宮本浩次でしか成り立ち得ない魅力溢れる楽曲となっている。

この「冬の花」は、ドラマ『後妻業』の初回放送1月22日21時~で初めて聴くことが可能。宮本浩次のソロデビュー楽曲がどんな楽曲になっているか要注目だ。

2019年、ソロプロジェクトとエレファントカシマシと両立させながら、精力的に活動していく宮本浩次から目が離せない。

また本日1月21日より「宮本、散歩中。」と題されたサイトがオープン。今後、ソロの情報はこちらにアップされていく。

宮本浩次 コメント
Q.「冬の花」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?
ドラマにぴったり合うように、木村佳乃さん扮する小夜子を思い浮かべました。台本もすべて揃っておりましたし。またドラマのキーワードになる言葉を、ドラマのプロデューサーから打ち合わせの折、直接いただいておりました。

Q.歌詞とタイトルに込めた意味を教えてください。
タイトルは初め、漠然と「真冬の花」にしておりました。それは、最後の最後に、晩節において、大きな美しい大輪の花を咲かせるイメージ、そういう思いです。

Q.初めてのソロ名義での作品となりますが、バンドとの違いで意識されたことはありますか?
日本には優れた「歌謡曲」というジャンルがあると思っております。私もいつかそういう歌謡曲を作りたいと思っておりました。そういう思いでこの作品には全力で取り組みました。

Q. 視聴者の方々へメッセージをお願いします。
『後妻業』というドラマを思って作った歌です。ドラマと一緒に楽しんでいただけたら、こんなにうれしいことはありません。ただ、曲の作者は私(宮本)ですので、ドラマに合わせているとはいえ、当然、私のストレートな思いも歌われていると思います。また、久しぶりに小林武史さんと綿密にやり取りをして作りあげたサウンド、近年の日本の音楽にはない独特のサウンドを楽しんでいただけたらと思います。

■木村佳乃 コメント
宮本さんのこの楽曲は、小夜子の背負った性(さが)をこの上なく悲しく、美しく、表現してくださっております。小夜子を演じる身として背中を押していただきました。

■ドラマ『後妻業』企画プロデュース・栗原美和子氏 コメント
連ドラ『後妻業』は痛快サスペンスドラマですが、もうひとつ大事な要素として“大人のラブストーリー”があります。宮本さんには「そのラブストーリー部分を大いに盛り上げてほしい」と依頼しました。見事にそのリクエストに応えてくださった『冬の花』を頂戴しました。主人公の裏の顔、つまりは切なさを表現してくださっています。主題歌=宮本さんの声が流れた瞬間、視聴者は一気に切ないモードに引き込まれていくこと、間違いありません。

リリース情報
2018.11.21 ON SALE
エレファントカシマシ
DVD&Blu-ray『30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALさいたまスーパーアリーナ

番組情報
カンテレフジテレビ系全国ネット『後妻業』
毎週火曜 21:00〜21:54
1月22日スタート、初回15分拡大。

『後妻業』番組サイト
https://www.ktv.jp/gosaigyo/index.html

エレファントカシマシ OFFICIAL WEBSITE
http://www.elephantkashimashi.com/

宮本浩次 OFFICIAL WEBSITE
http://miyamotohiroji.com
(M-ON! MUSIC NEWS)
掲載:M-ON! Press