GLウズベキスタン戦で右膝を痛め、試合翌日から別メニュー調整

 森保ジャパンの中盤のコンダクターとして期待されたMF青山敏弘サンフレッチェ広島)が、決勝トーナメント1回戦を終えて無念の途中離脱となった。グループリーグ第3戦で右膝を痛めた青山は「僕の気持ちにもこたえてくれた」とサウジアラビア戦での1-0の勝利を喜び、森保一監督からかけられた言葉も明かした。

 MF柴崎岳(ヘタフェ)とともに中盤のパスの出し手として期待された青山。自身にとって今大会初戦となったウズベキスタン戦では、落ち着いたパス回しで2-1の逆転勝利に貢献した。しかし、試合途中で膝を痛めた青山は試合翌日から別メニューとなった。

「今日の試合もすごく良い試合で、自分が離脱したことによってみんなに気を遣わせてしまって足を引っ張らないか不安だったんですけど、僕の気持ちにも応えてくれたというか、元気のいい戦いをしてくれた」

 このチームキャプテンマークを巻くこともある青山は、チーム全体が耐えてつかんだ1-0の勝利についてこのように話した。それとともに、大会から去る悔しさも同居した気持ちを吐露した。

「最後、今日勝って一緒に喜べたことに感謝したい。この先、みんなの目標はまだ先。それに向けて、自分も、本当に決勝を戦えることをイメージして挑んでいたので、それができない、でもやっぱりチームには決勝で勝ってほしい。目標を達成してほしいです」

「自分の決勝戦は早いけど今日だったわけで、勝利をみんなと喜び合えて良かった」

 青山が感謝しているのは選手だけでなく、森保一監督にもだ。広島時代から戦術、人となりを熟知する存在。それだけに指揮官にとっても思うところがあったようだ。

「一緒に最後、試合前にピッチ横で話して『このピッチが決勝戦だったらいいな』と思っていると伝えられた。自分の決勝戦は早いけど今日だったわけで、チームにも伝えたし、勝てたことを素直にみんなと喜び合えて良かった。監督自身も責任を背負っていたし、勝たないといけないということを言ってくれたので、今日勝ってくれて良かった」

 青山がいる“23人”でのラストゲームをしっかりと勝利で終えた森保ジャパン。コンダクターが不在となるのは痛手だが、森保監督と頼れるチームメートならたくましく今後も闘ってくれるはずだ。(Football ZONE web編集部)

無念の途中離脱となったMF青山【写真:ⒸAFC】