赤坂アカの同名漫画を原作に、2人の男女の恋愛模様を中心としたラブコメディーを描いたTVアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(毎週土曜夜11:30ほか、TOKYO MX、BS11 イレブンほか)が、現在放送中。
【写真を見る】印象的なシーンやせりふは!?古賀葵が作品の魅力を語る
本作はお互いに引かれ合っているはずなのに、プライドが高く素直になれない主人公・四宮かぐやと白銀御行が、相手にいかに告白させるかを仕掛け合う“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。
同作で四宮かぐやを演じる古賀葵にインタビューを実施。これまでの放送を振り返り、あらためて作品の魅力やキャラクターについて、そしてアフレコの裏話などたっぷりと語ってもらった。
――あらためて作品を振り返ってみての感想や印象を教えてください。
第1話は、作品の一番のテーマでもある“恋愛頭脳戦”をメインに置いたストーリーだったので、本当にせりふ量も情報量も多くて、見ていてどんどんのめり込んでいくようなつかみになった回でした。
そこから徐々にコメディー要素も交えつつ、かぐやのこれまでの生い立ちとかバックボーンも明かされてきて、キャラクターとしての魅力も分かってきたのかなと思っています。
あとは、やはりかぐやと白銀のもどかしい関係が魅力の作品なので、「もう早くくっついちゃえ!」って言いたくなるようなシーンも今後増えていきますので、どうなるのか予想しながら楽しんでもらいたいです。
――印象的なシーンやせりふはありますか?
やはり“恋愛頭脳戦”のシーンは印象的ですね。葛藤しているキャラクターたちの心の動き方、表情の変化とか細かいところまで注目して見てほしいです。
せりふだと、かぐやが毎回のようにつぶやく「おかわいいこと…」というせりふがあるんですけど、まさにかぐやというキャラクターを象徴するようなせりふなので印象的ですね。
シーンごとに少しずつ言い方を変えていたりするので、ぜひこれも注目しながら聞いてほしいです。
――その他に演技を意識的に変えたりした部分などはありますか?
最初の段階では、かぐやを演じるに当たって“お嬢様感”を出そうと思って演技をしていたんですけど、かぐやは他人と距離を置くキャラクターなので、もっと上から見下す感じでというディレクションを受けたんです。
そこから、おしとやかなイメージよりもクールな部分を強く出して、仲が良くても他人とは一定の距離感をとるような演技を意識しています。
■ 毎回アフレコは楽しくて刺激を頂いています!
――藤原千花(CV:小原好美)など、周りにも魅力的なキャラクターが多いですよね。
藤原は本当に良いところで、かぐやの計画をぶち壊したりするので、それでこっちも「あーー!」ってもどかしくなるんですよね(笑)。
かぐやの近侍で、一番近くでかぐやを支えてくれている早坂愛(CV:花守ゆみり)は、普段はクールなんですけど、学校では実はまったく違う裏の一面を持っていて、七変化ができるところが“忍者”っぽくて格好良いんです。
本当にどのキャラクターもみんないろんな一面を持っているのが魅力的で、それでいて全員どこか憎めないですよね!
――かぐや以外だったらどのキャラクターがお好きですか?
悩みますが…藤原とは、いろんな女子トークとかしたりカフェに行ったり、いろんな所に遊びに行ってみたいですね。一緒にいるとずっと笑顔でいられそうです。
――アフレコ時の裏話やエピソードはありますか。
ナレーションを務める青山穣さんが、結構アドリブを入れてらっしゃるんです! それが面白くて「このアドリブが使われるんだ!」と思うのもあるんですよ。毎回アフレコは楽しくて刺激を頂いています。
また、キャストの皆さんの熱量がすごくて、台本を握り過ぎて中のページがバラバラになってる方もいて(笑)。その熱量が、ぜひ作品を見てる方にも伝わればうれしいなと思います。
――ぜひここに注目して欲しいというポイントはありますか。
情報量が多く、スピード感のある駆け引きの“恋愛頭脳戦”と、ギャグパートでのキャラクターたちのギャップの対比にぜひ注目してほしいです。
あとは、やっぱり最後は必ずキュンとするような展開というのにも注目です。見ていて応援したくなるような気持ちになるので、恋愛アニメとしてももちろん楽しめると思います。
――最後に、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
かぐやと白銀の仲がどんどん深まっていって、キュンとするポイントも増えていきますので、今後もファンの方は悶えながら見ていただければと思います。
学園アニメなので、皆さんがきっと“あるある”と感じるようなキャラや、場面もあるので、共感しながら楽しんで見てほしいです。
原作のファンの方も、アニメから見始めたという方もぜひ楽しんでください。(ザテレビジョン)
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