人気ユーチューバーグループ「東海オンエア」が21日に導入した「チャンネルメンバーシップ」が波紋を広げている。

 「チャンネルメンバーシップ」とは、チャンネル登録者が3万人を超えている場合に導入できる月額会員制度(その他条件あり)で、月額料金は490円でチャンネル内のグループチャットで特別バッジを表示できたり、メンバー限定チャットにアクセスできる仕組み。また、メンバー限定ライブ配信や限定動画、限定メッセージなども閲覧できるという。

 そんな中、東海オンエアのメンバー・虫眼鏡は21日に自身のツイッターを更新し、「東海オンエア、『チャンネルメンバーシップ』という新機能をスタートさせました…(有料です)気になる方は是非…」と制度を導入したことを報告。また、リーダーのてつやも、ツイッターで「お金払うとより深いオンエアワールドへご招待!という機能なので金払いたくねえよ!という方は入らなくても今まで通りの東海オンエアをお楽しみいただけます!」としつつも、「ただ『ファン』の証明ではあります!」とアピールしていた。

 しかし、これに対して、てつやのツイッターには「お金=愛 ということで良いでしょうか?」「ファンの格差付けられそうでちょっと怖いかも」「入らないとファンじゃないみたいな感じ嫌だな」といった声が殺到。「『ファン』の証明」という言葉に疑問を抱くファンが続出してしまった。

 「21日に日本で解禁されて以降、東海オンエアのほか、水溜りボンドなど人気ユーチューバーが次々導入している『チャンネルメンバーシップ』ですが、ユーチューバーファンには中高生も多く、支払いに必要なクレジットカードを持っていないのが現状。ユーチューブの最大の魅力は“無料”であることだったために、ファンの間に格差を生みかねないこの制度の導入に、不満の声が集まってしまったようです」(芸能ライター)

 ユーチューブといえば、15日に危険な悪ふざけ動画を禁止する規定を明確化し、除外することを発表。これにより視聴者が真似をして危険などっきり動画などは排除されるが、これを機に今後も規制がかかっていく可能性もある。ユーチューバーとしては、広告収入のほかに安定した月額料金をキープしておきたいところだったが、ファンとの思わぬ溝が生まれてしまったようだ。

記事内の引用について
虫眼鏡公式ツイッターより https://twitter.com/TO_ZAWAKUN
てつや公式ツイッターより https://twitter.com/TO_TETSUYA

東海オンエア・てつや公式ツイッターより https://twitter.com/TO_TETSUYA