Y.S.C.C.横浜は22日、昨シーズン限りで水戸ホーリーホックを退団したFW安彦考真(40)を獲得したことを発表した。

神奈川県出身の安彦は、ブラジルのグレミオ・マリンガでプロ契約を結ぶもケガの影響で退団を強いられて現役を一度引退。その後は、大宮アルディージャの通訳やサッカー教室のコーチを務めていたが、昨年3月に水戸と正式契約に至り、40歳のオールドルーキーとして多くの注目を集めた。しかし、昨シーズンは公式戦での出場はなかった。

YS横浜でのプレーが決定した安彦は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「みなさん、2月1日で41歳になる、プロ2年目のオールドルーキー安彦考真です。この度、Y.S.C.C.横浜に加入することになりました」

「人生は縁と恩と圧倒的な努力で多くのことが好転していきます。40歳で初めてJリーガーになった僕はそう感じています。そう考えればY.S.C.C.がJ2へ昇格することだって難しいことではありません。何事も始めるのに遅いことなんてない。2019年のメンバー全員でどんなときもロスタイムの最後の一秒まで戦い続けることをここに宣言します」

「大人が、プロが、必死になって戦う姿を、たくさんの人に見てもらえる喜びを感じながら、それを全身で表現する。これこそJリーガーのあるべき姿だと思っています。近くで、生で、ライブで僕たち選手と触れてください!!」

Y.S.C.C.サポーターのみなさん、横浜市民のみなさん、横浜市長、全力で出生地横浜を盛り上げて行きますので、ガンガン絡んできてください! そして地域の未来ある子どもたちの為に僕らがやれることをY.S.C.C.と共に全力で取り組んでいきたいと思います」

「2019年、最高に楽しい一年にしたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いします」