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ビキニクライマー」として知られる台湾人女性が悲劇の死を遂げていたことがわかった。

ジジ・ウー(36)は、世界各国の山岳に登り、山頂に到着するとビキニ姿で写真を撮影することで名を馳せたクライマーだ。絶景をバックに撮影するビキニショットはSNSで人気を博し、多くのファンを獲得していた。

台湾ニュースによると、ウーは現地時間19日、3,952mと台湾で最も標高が高い玉山へ挑戦中に20メートルほど滑落。脚を負傷して動けなくなり、救助を求めたという。現地は悪天候のため救助隊はヘリで近づくことができず、徒歩での救助をやむなくされた。事故からおよそ28時間後、隊員はウーのもとにたどり着いたが、彼女は既に死亡していたという。

彼女のFacebookへの最後の投稿は18日。「今日は大きな太陽でお祝い!」というキャプションを添えて、美しい山頂からの写真をシェアしていた。この投稿には、訃報を知ったファンから「たくさんの素晴らしい写真をありがとう」「あなたは本当に勇敢でした」といった追悼のコメントが続々と寄せられている。

来日したこともあり、Facebookには2015年に槍ヶ岳の山頂で撮影した写真が遺されていた。