仏誌の取材で明言 「W杯の後に僕は移籍したいと思っていた」

 チェルシーベルギー代表MFエデン・アザールは、今季限りでレアル・マドリードへの移籍が噂されている。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンへの憧れを公言していたが、今ではその存在に関係なくレアルへの移籍希望があることを明かした。

 アザールチェルシーと2020年夏までの契約を結んでいる。移籍が取り沙汰されるなか、今季はチェルシーに残留することを公言したうえでシーズンに臨んでいる。

 仏誌「フランスフットボール」紙の取材で、改めてレアルへの移籍希望を聞かれたアザールは、胸の内を包み隠すことなくこう語ったという。

「もちろんだ。君もよく知っていることだろう。その質問の答えは知っているはず。だから、わざわざ聞く必要はないよ」

 答えるまでもないと言った様子で質問に答えたアザール。「ワールドカップの後に僕は移籍したいと思っていた」とステップアップを見据えたうえで、「最終的にはチェルシーに残った。これまでで、最も素晴らしい1年を過ごせているよ」と、チェルシーでのプレーにも満足している様子だ。

 また憧れのジダン氏は昨季限りでレアルを退任したが、「たとえば、彼が明日マンチェスターへ行ったとしても、僕はそこには行かないよ」と語り、ジダン氏の動向が移籍へ影響を及ぼすことはないと主張していた。(Football ZONE web編集部)

チェルシーのMFエデン・アザール【写真:Getty Images】