現在はファッション・デザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカムが、所属していた英ガールズグループ「スパイス・ガールズ」の再結成に関して複雑な思いを吐露したという。自分は参加しないものの、他のメンバーの姿を見たら「ちょっと疎外感を味わいそう」とコメントしている。

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 昨年、2019年に再結成ツアーを行うことを発表したスパイス・ガールズ。ヴィクトリアを除くメラニー・チズム(スポーティー・スパイス)、メラニー・ブラウン(スケアリー・スパイス)、エマ・バントン(ベイビースパイス)、ジェリ・ハリウェル(ジンジャースパイス)の4人で行う予定だ。

 英紙The Guardianとのインタビューに応じたヴィクトリア。スパイス・ガールズの再結成ツアーについて、カメオ出演やホログラムによる登場の可能性がないか、尋ねられると、「ない。確実にないわね」と断言。参加しないという決断は難しくなかったという。

 「私は今、自分が情熱を傾けられることをフルタイムの仕事にしている」とヴィクトリア。「(再結成ツアーは)楽しみにしているわ。会場でステージの上の彼女たちを見たら、ちょっと疎外感を味わう私がいるでしょうね。結局のところ、私の中にはいつもスパイス・ガールズの1人である部分があるんだと思う」と、複雑な心境を語っている。

スパイス・ガールズ再結成に参加しない寂しさを語ったヴィクトリア・ベッカム(C)AFLO