独SUSE1月16日、SAP HANAに対するIntel Optane DCパーシステントメモリーのサポートを発表した。

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 このサポートにより、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsを実行するSAP HANAユーザーは、データセンターで大容量のIntel Optane DCパーシステントメモリーを利用できるようになった。ユーザーは、さらに大量のデータをプロセッサーの近くに移動して維持し、メンテナンス中にシステムストレージからデータをフェッチする際の待ち時間を最小限に抑えることで、ワークロードを最適化することが可能となる。

 また、現在複数のクラウドサービスプロバイダーハードウェアベンダーからベータ版で提供されているIntel Optane DCパーシステントメモリーもサポートする。これによって、SUSEは、顧客がITインフラストラクチャーを変革してコストを削減し、より高いパフォーマンスを提供して効率的に競争することができるよう支援する。

 SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications上で実行されるSAP HANAワークロードに対するIntel Optane DCパーシステントメモリーのサポートは、SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 4に含まれており、現在世界中で販売している。