ユーチューバーのHIKAKIN（ヒカキン）が22日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。自身が動画内で紹介した商品が売れまくっていることに「力を持ちすぎてしまった」とコメントした。
■紹介した商品が売り切れ続出
事の発端は、18日に投稿した「ヒカキンがガチでウマいと思うセブンの商品トップ3」という動画。
「毎日食べまくってるやつがある」とセブンイレブンのおすすめ商品3品『のむヨーグルトアロエ』『金のワッフルコーンミルクバニラ』『おいしさまるごとナチュラルポテト』をランキング形式で紹介した。
この動画が公開されたことにより、ネット上では「買ったよ！」との声が続出。中には、ヒカキンが紹介したことによって品切れになった店もあったという。
■経済効果に「力を持ちすぎてしまった」
こういった状況を受け、ヒカキンは22日の動画冒頭で「俺は力を持ちすぎてしまった…。この世界を一瞬で変えてしまう力だ」とコメント。「売り切れでした」とのユーザーの声を拾い上げ、「まあこれくらいは想定内だからな。あの動画は2日で200万再生を超えています」と語る。
なお、第1位の『おいしさまるごとナチュラルポテト』は関東限定での販売。そのせいか、ヒカキン効果によってフリマアプリでは高い値段で転売されている。
これにはヒカキンも驚きの様子だが、「悪いことではないと思う」と発言。全国で売られておらず手に入らない人もいるため、わざわざ新幹線などで買いに行くことを考えれば売る側も買う側にとってもメリットがあると主張する。
そして、動画終盤でも、ユーザーからの売り切れツイートを紹介し、数度目の「力を持ちすぎてしまった」とのコメントを残した。
■「世界を変える力がある」「正直困る」
トップユーチューバーならではの影響力に、ユーザーからは「経済効果やばすぎ」「世界を変える力がある」と称賛の声があがる。
しかし一方で、ヒカキンが紹介する前から商品を食べていたユーザーからは「残念」「正直困る」との声が。
「別にHIKAKINさんが悪いと言っているのではありませんが自分もこれを好んで食べてたんですよね。でも紹介されたせいで何処にも売ってないんです。ちょっと残念です…」
「HIKAKINが紹介する前からあのポテト大好きだったから…正直困る…。こんなコメすんなって思われるかもしれんけど、素直な意見がこれ」
また、転売を容認したことに「悲しい」という声も。
「転売を容認するような発言がなかったら、素直に『さすがHIKAKINさん！』ってなってたのに、もったいないなぁと思ってしまいました」
「そのように力を持っているからこそ、高額転売を許容するような発言はしてはいけなかったと思います」
■ユーチューバーになりたい？
若者を中心に支持され、今や芸能人よりも影響力があるとの声もあるユーチューバーたち。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名に「ユーチューバー」について調査したところ、約2割が「生活できるならユーチューバーになりたい」と回答した。
「後もこのパワーをいい方向へ使えるよう、頑張ります」と語ったヒカキン。冗談交じりに話してはいるが、「力を持ちすぎてしまった」のは間違いないようだ。
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【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年6月24日～2016年6月27日
対象：全国20～60代の男女1358名（有効回答数）
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