元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が、サルフォード・シティの株の10%を保有することが分かった。イギリス『BBC』が伝えている。
サルフォードは現在イングランド5部にあたるナショナルリーグに所属する、いわゆるスモールクラブだ。だが、2014年3月にマンチェスター・ユナイテッドの92年デビュー組である、ライアン・ギグス、ギャリーとフィルのネヴィル兄弟、ポール・スコールズ、ニッキー・バットらが同クラブの株をそれぞれ10%ずつ購入したことで、今ではイングランド国内で大きな人気を得ている。
“クラスオブ92”と呼ばれる彼らの中でただ一人、ベッカムだけがこれまでサルフォードの株式保有に参画していなかったが、このたび、元スリーライオンズの貴公子も同じように10%の株を買収することになり、全6人が同クラブの株式保有者となった。
これで赤い悪魔の92年デビュー組が合わせて60%の株式を保有することになった。残りの40%は、バレンシアのオーナーも務めるシンガポールの起業家ピーター・リム氏が保持している。
2020年からメジャー・リーグ・サッカー(MLS)参入が決まっている新設クラブのインテル・マイアミのオーナーでもあるベッカム氏は、今回のサルフォードの株式保有について以下のようにコメントしている。
「スペシャルな人たちのグループに支えられたスペシャルなクラブだ。私が幼い頃は、マンチェスターにいる時はいつもサルフォードにいた。ここで大きく成長させてもらったから今日このクラブに参加することができて素晴らしい気分だよ」
「サルフォード・シティは短い期間に多くの成功を収めてきた。ファンも素晴らしいし、なにより、また再びサルフォードで過ごすことができて私自身とてもエキサイトしているんだ」
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