中国メディア・東方網は22日、日本のカー用品店を訪れてサービスの充実ぶりに大きな感銘を覚えたとする記事を掲載した。中でも筆者が深い印象を覚えたのは、女性の修理作業員の存在だったようだ。

 記事は、日本最大級のカー用品チェーン店であるオートバックスの店舗を訪れたと紹介。訪れた店舗の面積は約5000平方メートルで、修理工場とタイヤ売り場の1階部分と、各種用品売り場や休憩エリアなどが入る2階部分に分かれていたと紹介した。

 そして、店内を見て回った感想として「大きな啓発があった。彼らの標準化がとてもしっかりと行われていた。そして、初めて女性の修理作業員を目にしたのだ。ある女性作業員に話を聞くと、ここにはほかにもたくさん女性の作業員がいるという。どうしてわが国では女性の作業員を育てることができないのだろうか」と綴っている。

 また、女性の修理作業員の仕事ぶりについて「実際の作業も、作業リストへの記入も、みんな非常に細やかだった」と評価。中国でもこのような細やかなサービスの姿勢が必要だと指摘した。

 記事はさらに、別のカー用品チェーン店舗にも足を運んだことを紹介。メンテナンスから板金、デコレーションまで、自動車の装備に関するワンストップサービスを行っているという特徴のほかに、店内には作業時間に退屈しないための飲食施設、プレイランドゲーム機コーナーなどが備わっていることを伝えた。

 そのうえで「日本のカー用品店には共通の特徴がある。それは、売り場に大量の販売員がおらず、客が自分で品物を選んでレジに持っていくという点だ。そして、トイレ、作業場、標識など本当にみんな細やかな配慮がなされている。そして、サービスをしてくれる人はみんなにこやかだ。中国の自動車メンテナンス店舗が学ぶべき点はとても多い」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本のカー用品店を訪れて、一番「素晴らしい!」と思ったことは・・・=中国メディア