横浜FMの新ユニホームに身を包み、実戦ばりのボレーの振りを見せる動画をSNSに投稿

 UAEで行われているアジアカップは24日から準々決勝がスタート。森保一監督率いる日本代表は、ベスト4入りを懸けてベトナム代表と対戦する。2011年大会以来となるアジア王者のタイトルを目指す森保ジャパンだが、8年前に優勝の歓喜をもたらしたのがFW李忠成だ。決勝点となった芸術的な左足ボレーはもはや伝説になっているなか、李が今季加入した横浜F・マリノスでのメイキング映像の様子をインスタグラムで公開。鋭い左足の一振りに「ボレー職人」「スゲーキレキレ」と反響を呼んでいる。

 浦和レッズで5年間を過ごした李は、今オフに横浜FMに完全移籍。ユニフォームのカラーは赤から青に変わることになった。13日に新体制発表が行われ、18日から石垣島キャンプがスタートしているが、李は自身の公式インスタグラムである動画を投稿している。

「Making movie」

 こう一言添えられた動画は、新シーズン用のメイキング映像。伝統のトリコロールを、モダンでスタイリッシュな横浜の街と重ね合わせて昇華させた新ユニフォームに身を包んだ李が、スモークが焚かれるなか、ボールが飛んできたのをイメージしてジャンプ一番左足を振り抜き、ボレーシュートを放つ内容となっている。

「ボレー職人」「スゲーキレキレ」「かっけえ!」とファンも称賛&歓喜

 李と言えば、やはり「ボレーシュート」だろう。なかでも、2011年のアジアカップ決勝オーストラリア戦で、延長後半4分にDF長友佑都のクロスを左足ボレーで打ち抜き、決勝ゴールを奪ったのは今なお記憶に新しい。今回のメイキングは当時を彷彿させるもので、コメント欄にはファンから多くのメッセージが寄せられている。

アジアカップのボレーを思い出します」
「とっても身軽!」
「伝説のボレー」
「スゲーキレキレ」
「かっけえ!」
「ボレー職人、マリノスでも匠の技を見せてください!」

 過去2年間はリーグ戦3得点ずつと不完全燃焼に終わっているだけに、新シーズンで李の左足が火を噴くか、大きな注目が集まる。(Football ZONE web編集部)

横浜F・マリノスFW李(写真は浦和レッズ時代のもの)【写真:Noriko NAGANO】