俳優の東山紀之松岡昌宏知念侑李遠藤憲一らが出演する平成最後の必殺仕事人』となる今春放送の『スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019』 (ABCテレビテレビ朝日系24局)に、新レギュラーとして女優のキムラ緑子が参戦することが明らかになった。

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 渡辺小五郎(東山)、経師屋の涼次(松岡)、リュウ(知念)、瓦屋の陣八郎(遠藤)らが、仕事人として悪人を成敗する姿を描く『必殺仕事人』シリーズ。今回のスペシャルでは、悪人の悪巧みによって突然大金持ちに祭り上げられた若者が、善と悪の間で揺れる様子を、シリーズならではの世界観と映像美で描き出す。初参戦となるキムラは、小五郎の妻・ふく(中越典子)の叔母・てんを演じる。

 東山は『必殺仕事人』シリーズと平成という時代について「いくつかの別れも経験しましたが、これからの出会いにも期待したい。そして新しい時代が来て、新しい人たちが新しいことをしてくれることを心待ちにしています」と明かし、キムラとの共演については「緑子さんとは今回初めてご一緒させていただくんですけど、とても雰囲気のある方なので、ご一緒させてい ただく撮影日をとても楽しみにしております」と期待を込める。

 キムラは出演に際して「初めて“必殺”の世界に入れていただくことになり、とてもうれしく思っております。私が演じる綾小路てんは、野際陽子さんが演じてこられた小五郎の義母・こうの妹です。こうの遺志をしっかり継いで、 うだつの上がらない小五郎のお尻を叩いていきたいと思っております。“表”の顔の小五郎とのコミカルな やりとりを見て、楽しい気持ちになっていただければうれしいです」とコメントしている。

 また、1月12日に逝去した市原悦子さんが2012年から務めていた本作のオープニングナレーションは、引き続き、市原さんのナレーションを使用することが決定。東山は「市原さんは本当に優しい先輩でした。ぜひ必殺の本編でもご一緒したかったです」と、本編での共演が叶わなかったことを悔やみながらも、市原さんの声が作品のオープニングを今後も飾ることを喜んでいる。

 『スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019』 は、ABCテレビテレビ朝日系24局にて今春放送予定 。

『スペシャルドラマ 必殺仕事人2019』より(C)ABCテレビ・テレビ朝日