お笑い芸人のレイザーラモンRG1月23日、SNSでツイートした情報が波紋を広げている。「今昔庵がなくなるだって!? あそこは有形文化財ですよ! なんとかならんのかな…」というつぶやきに芸人たちばかりか、AKB48のOG、さらにはダレノガレ明美やベッキーからも悲痛な声があがっている。

「今昔庵」は都内世田谷区の“TMC”こと東京メディアシティにある喫茶店で、以前は『SMAP×SMAP』の収録が“TMC”のスタジオで行われたこともありSMAPメンバーが通ったことで知られる。

もちろんほかの芸能人にとっても憩いの場、思い出の地であり、レイザーラモンRGの投稿には村上純(しずる)が「今昔庵て、喩えとかではなくてTMCの大黒柱ですよね? なくなったら、あの建物全体が崩れ落ちますよ?」「全力でクラウドファンディングに乗れる案件!」とコメント、あばれる君も「マジすか?! うぅっ 寂しい」とショックを受けていた。

さらにAKB48 OGの秋元才加がRGのつぶやきをRTして「え いつもハイタッチしてくれるし、オーディション遅刻しそうになった時とか場所教えてくれて本当に助けられました」とツイートしたところ、北原里英が「えっ 本当ですか?! 悲しいです…」、高橋みなみが「これは悲しすぎる、、、」、倉持明日香も「えっ なくなっちゃうの しょっく」と動揺を隠せないようだ。

その他の芸能人からも、今昔庵閉店を悲しむ声があがっている。ダレノガレ明美は「今昔庵なくなるの? だめ! 嫌だよ マスター」と涙の顔文字とともに綴り、ベッキーも「今昔庵閉店!? ………むり」と驚きとともにショックを受けている。

なお、RGのツイートにはフォロワーから「再開店することを祈って…」という言葉とともに、今昔庵オーナーによる「ご利用の皆様・関係者各位」へ向けて閉店の理由を説明した文面が添付されている。

「ご利用の皆様、関係者各位 この度、今昔庵は平成31年2月8日(金)午前10時に国際放映株式会社による強制執行の申し立てにより、閉店の運びとなりました。皆様にご理解して頂くために、これまでの経緯をご説明致します。昨年まで国際放映株式会社と裁判で争ってました。国際放映株式会社は今昔庵の前オーナーから現オーナーに引継経営を一旦許諾したにもかかわらず、突然立ち退きを要求してきました。この訴訟は国際放映株式会社の前役員である山野井孝が大きく関わっており、虚偽の行為から訴訟に発展し判決が出ましたが、国際放映株式会社の弁護士(太田大三)と今昔庵の弁護士(五十嵐利之久)が師弟関係であった事が原因で、訴訟を切り替えられ不利になり、敗訴の結果となりました。このままでは事実が闇に葬られたまま閉店になるので、近日中にマスコミ各位の協力のもと発表し、詳細をお知らせすることになりました。 今昔庵オーナー 井上博之」

これに対し、フォロワーからは「芸能部の方々でマスターを助けてあげてください」「出演者の方々からも応援お願いします」などの声が寄せられており、レイザーラモンRGも「最悪、吉本本社内で再開してもらおう…」と綴っている。

一時、署名サイト「Change.org」に今昔庵存続を求める活動が開始されたとも報じられたが、現在はサイト上からは当該キャンペーンは見受けられない状況となっている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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