12月28日、いよいよシリーズ最終話となる「トワイライトサーガ/ブレイキング・ドーン Part2」が公開となるが、そのPRのため先に来日を果たしたクリステン・スチュワートにインタビューを敢行。その透明感のある美貌からは想像できないほどボーイッシュな彼女が、クールに赤裸々に、「トワイライト」のすべてを語った。

「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」フォトギャラリー

 本作「ブレイキング・ドーン Part2」で約5年間に渡るシリーズの全行程を終えたスチュワート。ロバートパティンソンやテイラー・ロートナーをはじめとするキャスト間の仲の良さでも知られている本シリーズだが、全ての撮影が終了した今、彼女は何を愛おしく思っているのだろうか。

 「最初の頃は、毎日が発見の連続でとても新鮮だった。その頃私はまだ17歳で、(1作目の)『トワイライト~初恋~』の撮影時は18歳になっていた。セットでみんなに囲まれて過ごした時間はとても楽しくて、それは今でも同じ気持ちのまま。みんなと過ごした時間を恋しく思うわ」。

 ところがクランクアップの日、スチュワートは意外にも、すっきりとした気分だったと当時を振り返る。「おかしな話なんだけど、全然感傷的にならなかったの。『これがセットでみんなと過ごす最後の時だ』って分かっていたのに。多分、本当に撮影が終了するまではピンとこなかったのね。『撮影終了!』のかけ声を聞いた時、やっと少し感傷的になったわ」。

 前作「ブレイキング・ドーン Part1」では、劇場で失神者も出たというほど壮絶な出産シーンに挑んでいるスチュワート。自身のキャリアで初となる母親役にも挑戦した彼女は、どんなことを思ったのだろう。「世界中に若いママはたくさんいるわ。ベラはすごく短い期間にすべてのことを経験したわけだけど、彼女は出産の時に初めて、自分が何者か理解出来たんだと思うの。ベラは子猫を守る母猫のような強さを持っているわ。そんな彼女には言葉ではうまく言えないんだけど共感することが出来たし、演じていてすごく楽しかったわ」。

 また、本作で本格的に登場するベラとエドワードロバートパティンソン)の娘レネズミを演じた美少女子役マッケンジー・フォイ(10)については、大人も関心するこんなエピソードをぽろり。「マッケンジーは頭が良くて、女優としてだけでなく人間としても素晴らしい娘よ。私たち大人が『学校はどうだった?』『ごはんは食べた?』って心配すると、『はい、大丈夫です』って答えるしっかり者。もっとダイレクトに、『今なにを考えてるの?』って聞くとすごく大人な答えが返ってきて、びっくりしちゃったわ」。

 「私がこれまで関わってきた子役のほとんどは、『見て見て!』って注目を浴びたい子が多かったけど、マッケンジーはとても落ち着いていて、ただ本当に役者がやりたいっていう意思が伝わってきたの」。

 「そうそう、ロバートのことをね、『ミスター・ロブ』って呼ぶのよ。すごくかわいいでしょ?」

 件のパティンソンとは、私生活でも恋人関係にあることは有名な話だが、共演者としても最も多くの時間を共に過ごしてきた彼についてスチュワートは、「彼は、異常なくらい向上心が高くて、それは1作目から変わらないの」と尊敬の念を隠そうとしない。「ロバートと仕事をしている時はいつも高揚感を感じるし、明らかに自分自身にプレッシャーをかけて、自分の限界に挑戦しようとトライしているわ。より意力が増して、成長したと思う」。

 同世代の女性から絶大な支持を得ているスチュワート。そんな彼女たちに、最終話となる本作のどこを観てほしいのだろうか。「冒頭15分を観て欲しいわ。まだ闘いが始まる前、ヴァンパイアとして覚醒したベラは初めての狩りに出かけるの。まるで新車のスピードを試すみたいに自分がどれだけ早く動けるのか試したりするのよ。それから、エドワードより強くなっちゃうの!」

 自身の代表作となった「トワイライトシリーズに終わりを告げるスチュワート。しかし今後も彼女は、女優としての答えを模索し、終わりのない疑問を投げかけていくと語った。

 「トワイライトサーガ/ブレイキング・ドーン Part2」は2012年12月28日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

クリステン・スチュワート来日インタビュー