インテルが、クロアチア代表FWイバン・ペリシッチ(29)を今冬で売却し、後釜に大連一方(中国スーパーリーグ)に所属するベルギー代表MFヤニク・フェレイラ=カラスコ(25)を据える可能性があるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

昨シーズンのインテルでの好パフォーマンスとロシアワールドカップ(W杯)でクロアチア代表を準優勝に導く働きを見せたペリシッチは昨夏、自身が移籍寸前だったことを後に認めたマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグ行きの可能性が盛んに報じられた。だが、ルチアーノ・スパレッティ監督の説得などもあり、インテル残留を決断していた。

しかし、今シーズンはクロアチア代表の同僚ルカ・モドリッチらと同様に死力を尽くしたW杯からの燃え尽き症候群も指摘されるペリシッチは、ここまでの公式戦25試合で3ゴール5アシストと思うようなパフォーマンスを披露出来ていない。

この状況を受けて、インテルは2022年まで契約を残すペリシッチの放出を考慮し始めており、3500万ユーロ(約43億円)から4000万ユーロ(約50億円)のオファーが届いた場合、交渉に応じるという。なお、現時点でペリシッチにはアトレティコ・マドリーが関心を抱いているとのこと。

また、インテルはペリシッチの後釜として、大連一方のカラスコの獲得に動くようだ。しかしながら、ベルギー代表MFに関しては、ミランやユナイテッドも関心を寄せていると各紙が報道している。

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