アトレティコ・マドリー加入が迫っているチェルシースペイン代表FWアルバロ・モラタだが、ロヒ・ブランコスのサポーターは、意外にもモラタの加入を望んでいないのかもしれない。スペインマルカ』が伝えている。

かねてよりアトレティコ移籍が伝えられているモラタだが、先日にチェルシーがFWゴンサロ・イグアインの移籍を完了させたことで、スペイン代表FWがスタンフォードブリッジを離れる可能性が一段と高くなった。

一方で、アトレティコが今夏での完全移籍を望んでいるという見方から、今冬での移籍は実現しないと推測するメディアもある。

そんな中、26日に行われたリーガエスパニョーラ第21節のヘタフェ戦で、アトレティコの一部ウルトラスがモラタの移籍反対を主張するチャントを歌ったことが話題となった。記事によると、彼らは「モラタよりもボルハ・ガルシア」と歌っていたようで、同選手は昨年9月にトップチームデビューを果たしたスペイン生まれの19歳の新星。“ニュー・フェルナンド・トーレス”と呼ばれ、184㎝の生粋のストライカーは、今季はBチームで14試合に出場し4ゴールを記録している。

モラタがアトレティコの最大の宿敵であるレアル・マドリーに所属していた経歴が、ウルトラスがこのようなチャントを歌った主な理由とされているが、これは一部ウルトラスのみの主張であり、ほかのファンやサポーターはチャントに対し口笛を吹いて反対の意を表現したという。

サムネイル画像