川崎フロンターレは27日、2019シーズンの新体制発表会見を行った。

昨シーズンの明治安田生命J1リーグで連覇を成し遂げた川崎F。2019シーズンに向けては、21選手が契約合意。また、3連覇に向けて元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(インテルナシオナル)やMF山村和也(セレッソ大阪)らを補強した。

今回の新体制発表会見には、サポーターが集まる中、就任3年目を迎える鬼木達監督、MF原田虹輝、FW宮代大聖、GK藤嶋栄介、DF馬渡和彰、MF山村和也、DFジェジエウ、DFマギーニョ、FWレアンドロ・ダミアンの新加入選手8名が登場。選手たちの挨拶に先立ち、指揮官の鬼木監督がファン・サポーターへ挨拶をすると共に、意気込みを語った。

◆鬼木達監督(川崎フロンターレ)
「皆さんこんにちは。今年も新体制発表会に多くの方が集まって頂き、毎年新入団選手に対して暖かいお出迎えをして頂き、感謝しています」

「昨日まで11日間、宮崎の方でキャンプをしてきました。例年以上にやる気と言いますか、やられてはいけないという気持ちというのが伝わってきました。サッカーのところはもちろんですけど、走るテスト一つとっても昨年、一昨年以上に記録でいうと比較にならないくらい選手達は伸びています」

「そういう意味で言うと、一つ一つのトレーニングに対して、選手たちの高い意識を感じています。また、ゲームに関しては、トレーニングのものが全て出ると思っているので、今持っているものを一年間とにかく選手達と継続してやっていけたらと思っています」

「この高い意識がなぜ芽生えたか、それは間違いなく昨年と一昨年にタイトルを取ったからだと思っています。今年まず自分たちがやらなくてはいけないことは、Jリーグ3連覇。これは今年で言えば、自分たちにしかないチャンスなので、とにかくこの3連覇を目指します。というより、獲ります」

「そして、先ほどもありましたけど、とにかくカップ戦、ACL、天皇杯ルヴァンカップでは悔しい思いをしているので、全部狙っていきたいと思います。簡単なことではないと思います。それは過去を見ても、JリーグとACLを同時優勝したチームはありませんし、4冠を獲ったクラブもありません」

「ただ、この2年間、指導させて頂き、そして後ろにいる新入団の選手達も含めて、この選手達ならやれるんじゃないかな、成し遂げてくれるんじゃないかな、と僕自身も期待してしまうものがすごくあります。ですので、皆さんには昨年以上に、後押しをしてもらい、タイトルを全て狙うためにチーム全員で力を合わせてタイトルを獲り続けましょう。是非今年もよろしくお願いします」

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