俳優のクリスチャン・ベイルが、元アメリカ大統領を演じて第76回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞した映画『バイス』より、特報とメインビジュアルが解禁。特報には、クリスチャンが体重を約20キロ増やし、髪を剃り、眉毛を脱色して“アメリカ史上最強で最凶”と称される副大統領に見事に変貌した姿が映し出されている。

【写真】もはや別人のクリスチャン・ベイル、20~70代までを熱演『バイス』場面写真

 本作は、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領政権下で国防長官、その息子であるジョージ・W・ブッシュ政権下で2001年から2009年まで副大統領を務め、“事実上の大統領”としてアメリカ史上最も権力を持ったディック・チェイニーの裏側の姿を描いた社会派エンターテインメント1月28日(日本時間)時点で20の映画賞を受賞、115のノミネートを記録し、今年度のアカデミー賞大本命とみなされている。

 監督は映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で、第88回アカデミー賞脚色賞を受賞し、5部門にノミネートされたアダム・マッケイ。製作はプランBエンターテインメントが手掛け、代表であるブラッド・ピット本人がプロデュースを務めている。

 今回解禁された特報は、チェイニーが会食中のブッシュ大統領から「俺の副大統領になれ」と言われる場面からスタート。「その職に興味はないが…」と言いつつ「君となら上手くやれそうだ。雑用は任せろ。内政も軍事もエネルギーも外交も」と、アメリカを自在に支配すべく、しらっと約束をとりつけるチェイニー。ブッシュ大統領から「頼むよ」とあっさり言われ、チェイニーは不適な笑みを浮かべる。最後は、「すべて操れるなんて思ってないか?」と問われて「思いのままさ」と軽く答えるチェイニーの姿で映像は幕を閉じる。

 特報と併せて解禁されたメインビジュアルは、クリスチャン演じるチェイニーが、好物である食べかけのドーナツを手に、不適な笑みを浮かべている姿を捉えたもの。その背後に映画の原題となる『VICE』のロゴが配置され、ロゴの中では、チェイニーの妻、リン・チェイニー(エイミーアダムス)、ラムズフェルド国防長官(スティーヴカレル)、ブッシュ大統領(サム・ロックウェル)、パウエル国務長官(タイラーペリー)ら当時のチェイニーを取り巻く人物たちが顔を並べている。

 映画『バイス』は4月5日より全国公開。

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