イラン撃破で11年大会以来の優勝にあと一つ「最高のメンバーと共に絶対優勝する!」

 森保一監督率いる日本代表は、28日のアジアカップ準決勝でイランを3-0に勝利した。FIFAランキング29位とアジア最上位(日本は50位でアジア3位)を誇る難敵を打ち破って2大会ぶりとなる決勝進出を果たしたなか、DF長友佑都ガラタサライ)が自身のツイッターを更新。「最高のチーム!」「最高のメンバー」と綴り、試合後に選手たちで喜びを爆発させる集合写真を投稿している。

 日本は前半22分に相手エースのFWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)にMF柴崎岳(ヘタフェ)が股を抜かれ、グラウンダーのシュートがDF吉田麻也サウサンプトン)の股下を通ってゴールを襲ったが、GK権田修一サガン鳥栖)が足で弾いて難を逃れた。

 すると、0-0で迎えた後半11分、MF南野拓実ザルツブルク)のクロスをエースFW大迫勇也ブレーメン)が頭で合わせて先制。同22分には相手のハンドで得たPKを大迫が冷静に沈めてリードを広げると、後半アディショナルタイムにはMF原口元気ハノーファー)がダメ押しゴールを挙げ、堅守を誇るイラン相手に3-0で勝利を収めた。

 2011年大会以来の優勝まであと一つに迫ったなか、左サイドバックでフル出場した長友が自身のツイッターを更新した。

「最高の勝利! 最高のチーム! みんなで掴んだ勝利! いやーみんな戦ってたな。試合に出てない選手もみんな声出して支えてくれた。最高のメンバーと共に絶対優勝する! We are Japan Great victory

 写真では、柴崎と権田を除く20名が揃い、宿舎と思われるホテルの一室で思い思いに喜びを表現している。DF槙野智章(浦和レッズ)がガッツポーズを決めて咆哮すれば、GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)はお茶目な表情でポーズを取り、キャプテンの吉田も手を広げて存在感を発揮。イラン戦で負傷退場したMF遠藤航シント=トロイデン)も笑顔でサムアップポーズをしており、チームの雰囲気の良さをうかがわせる。

 2月1日の決勝(相手はUAEカタールの勝者)に勝利し、アジア王者のタイトルを取り戻した時、「最高のチーム」はさらなる高みに昇れるはずだ。(Football ZONE web編集部)

日本代表DF長友佑都【写真:©AFC】