森保ジャパンきってのムードメーカーが、イラン戦のセットプレーでの決定的瞬間に言及
森保一監督率いる日本代表は、2月1日にアジアカップ決勝でカタールと対戦する。アジア王者タイトル奪還に向けて士気が高まるなか、ムードメーカーのDF槙野智章(浦和レッズ)が自身の公式インスタグラムで「吉田くん君は何をしている」と準決勝イラン戦(3-0)のあるワンシーンの写真を用いて、DF吉田麻也(サウサンプトン)を豪快にイジっている。
日本は28日の準決勝で、FIFAランキング29位とアジア最上位(日本50位)のイランと激突。対アジア勢の公式戦で約6年間、39試合負けなしの難敵相手に、5戦ぶりに先発復帰したFW大迫勇也(ブレーメン)の2ゴールとMF原口元気(ハノーファー)のダメ押し弾で3-0と勝利し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
2月1日にアジア王者の称号を懸けた決勝カタール戦を控えるなか、槙野が公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)を更新。イラン戦でのあるワンシーンに鋭いツッコミを入れている。
槙野が投稿したのは、セットプレーでの一コマ。手前からMF南野拓実(ザルツブルク)、大迫、DF酒井宏樹(マルセイユ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、吉田、MF遠藤航(シント=トロイデン)がペナルティーエリアのライン沿いに綺麗に並んだ一枚だ。イランの選手を含め、選手たちが一様にキッカーのほうに視線を向けるなか、吉田はゴール前にいる選手たちに指示を出しているのか、両手を広げて一人だけ別の方向を向いているのだ。
槙野は手前から「南野」「大迫」「酒井宏樹」「冨安」と文字を載せながら写真をアップで切り取っていき、吉田の順番が来たところでこのように綴っている。
サウジ&ベトナム戦の“イノシシポーズ”に続き、吉田の試合中の姿にフォーカス
「吉田くん君は何をしている」
「吉田麻也はイノシシの次は指揮者にでもなったか?」
イノシシとは、吉田が準々決勝ベトナム戦(1-0)で、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定によって幻となった先制のヘディング弾を決めた際、両手を頭の前に出すと角のように人差し指を立ててベンチに走り出した際の描写だ。槙野はインスタグラムで、決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア戦(1-0)で冨安がゴールを決めた際にも吉田が同様のポーズで駆け寄ろうとしていたことを「吉田選手がイノシシになってたので…」と振り返りつつ、「イノシシがまた来たんで、闘牛士になり捕まえてやりました。とさ…」と綴っていた。
負けられない戦いが続くなか、程よい緊張感と和やかなムードで決勝の舞台までたどり着いた森保ジャパン。残すは1試合、優勝を果たして全員で最高の喜びを分かち合いたいところだ。(Football ZONE web編集部)
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