アジアサッカー連盟AFC)は30日、カタール代表FWアルマエズ・アリのインタビューを掲載した。

先日行われたアジアカップ2019準決勝で開催国UAEを大差で撃破し、同国初の決勝進出を果たしたカタール。3年後にワールドカップ開催を控える国が、その強化の成果を出した。

その中でもっとも注目を集めているのは19番のアルマエズ・アリ。若きストライカーは6試合で8ゴールを決め、アリ・ダエイが持つ大会最多得点記録を塗り替えた。

UAE戦でも狭いスペースから右ポストに当てつつ決める素晴らしいシュートを決め、勝利に大きく貢献した(動画0:49~)。

彼は2月1日に行われる決勝戦に向けて以下のように話し、日本代表との試合に向けた抱負を語ったという。

アルマエズ・アリ

「アリ・ダエイの記録に並ぶことは考えていなかったよ。運命に任せただけさ。ありがたいことにゴールを決めることが出来、家族にも、カタール人にも、チームメイトにも喜びをもたらせた。

ファンのためにゴールを決めたいと考えていたし、それが出来た。今我々は次の試合に集中し、日本を非常によく勉強する必要があるよ」
UAE戦でのゴールには本当に満足しているよ。美しいシュートだったね。

しかしそれは何かの意味があるわけじゃないよ。我々の目的は美しいゴールを決めること以上に大きなものだからね。

目標を達成できるように、地に足を着けて努力をしなければならないよ。

アジアカップの開始以来、我々を支えてくれたカタールの人々と、全力を尽くして価値を証明したチームメイトに、お祝いを言いたいね。

我々はカタール全ての人々の夢を達成した。そしてうまく行けば、更に素晴らしいものを手にできるだろう。

スコアは気にしていない。今日は1-0で勝っても、明日は0-3で負けるかもしれない。これからが重要だ。

決勝戦では忍耐が必要になる。だから我慢強く戦い、いいプレーをして、これまでやってきたことを全て忘れる。そうすれば日本に勝てるだろう」
日本戦は忍耐が必要だ!「大会最多得点」のカタール代表エースが語る