MF香川真司は、MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーに移籍する可能性もあるようだ。ハノーファーのマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏が1月31日の試合前会見でクラブ間合意を明言。トルコ移籍間近と見られていたが、交渉次第ではハノーファー入りも出てきた。

 ヘルト氏によれば、前日30日の夜に移籍の案が浮上したようだ。「交渉は昨日の晩から今日の午前にまで及んだ。我々は、ドルトムントシンジ・カガワに関する交渉で合意に達した」と明言。「だが、彼がベシクタシュに行く可能性もある。全ては選手次第だ」と続け、香川からの同意を得ていないことも明かした。

 ドルトムントミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は同日、試合前日会見で移籍が噂される香川の動向について言及。今日、(移籍の)契約を締結するための話し合いの席に着くため、オフを取りチームを離れた。だが、まだその確定した結果を話すことはできない」と明かしていた。

 なお、香川はトルコの強豪ベシクタシュとの話し合いに向けてイスタンブールに到着した模様。トルコ紙『ヒュッリイェト』は、香川の半シーズンのレンタル料が110万ユーロ(約1億4000万円)+ボーナスと具体的に報じている。

香川真司のハノーファー移籍の可能性が浮上 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images