昨シーズン限りでFC琉球を退団した元日本代表FW播戸竜二(39)が、自身のSNSでフリーランスへの転身を発表した。

北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二SC相模原の元日本代表MF稲本潤一らと共に黄金世代の一人である播戸は琴丘高校卒業後、1998年ガンバ大阪へ練習生として入団。2000年に札幌へ期限付き移籍で加入すると、主力としてJ1昇格に貢献した。

2002年には地元のヴィッセル神戸に期限付き移籍で加入。翌年に完全移籍を果たし、2004年にはJ1リーグで17得点を挙げ、得点ランキング3位に。2006年にG大阪に復帰すると、6試合連続ゴールなどセンセーショナルな活躍を披露し、日本代表にも初選出。その後、徐々に先発回数が減少したが、持ち前の勝負強さでスーパーサブとして活躍し、2度の天皇杯優勝やAFCチャンピオンズリーグ、国内カップ制覇に貢献した。

2010年にG大阪を退団して以降は、セレッソ大阪サガン鳥栖大宮アルディージャFC琉球プレー。昨シーズンは、明治安田生命J3リーグ19試合に出場して2ゴールを記録したが、昨年12月に契約満了が発表された。

2006年にデビューを飾った日本代表では、8試合4ゴールを記録している。

現在、未所属となっている播戸は1日、自身のインスタグラム(ryuji_bando)を更新。サッカー選手として一度、休憩することを明かし、フリーランスとして活動することを明かした。また、現役引退ではないことを強調し、生涯現役であると宣言している。

『次のステージへ』

「2019年2月1日。播戸竜二は、新しいステージにチャレンジします!」

サッカーを始めて30年。プロ生活が21年。1月31日の契約満了をもって、次のステージに向かう事を決心しました!」

「っていうカッコいい話ではなく、自分を必要としてくれるチームがありませんでした。(笑) 今年はね!」

「だから、次のステージに行き、いろいろな勉強をしながら、いろいろな仕事をして、新しいオファーを待ちます!」

「年々、サッカー以外の仕事への興味が大きくなってきていましたが、必要としてくれるクラブや地域があり、自分自身もサッカー選手を続けたいと思っていました」

「オファーがある限り、サッカー選手を続けたい! その気持ちしかありませんでした!」

「でも、今回オファーが無くなったので、サッカー選手は一旦休憩して、次のステージに行きます!」

「引退はしません! 一旦休憩するだけです! 休止でもなく、休憩です! 生涯現役です!」

「これからは、『播戸竜二』という1人の人間になり、フリーランスとして、いろいろなお仕事にチャレンジしていきます!」

「皆さん、フリーランス播戸竜二をよろしくお願いします!」

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