任天堂は第79期経営方針説明会にて、日本国内初となる任天堂のオフィシャルショップ、Nintendo TOKYOニンテンドートウキョウ)」を2019年秋にオープンする予定であると発表した。

(画像は任天堂 | ニュースリリース : 2019年2月1日より)

 任天堂は以前より、IP(知的財産)を活用したビジネスを積極的に行うようになっている。マリオカートを題材にしたモノポリーが発売されたり、スプラトゥーン2ではサンリオとコラボを行うなど、コラボグッズが多数登場している。2020年にはテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に任天堂のエリアができることは有名だろう。さらに2019年4月にはユニクロからスーパーマリオスプラトゥーンのTシャツが展開されるし、夏には「キッザニア東京」と「キッザニア甲子園」でNintendo Laboを活用したパビリオンが登場する。

ニューヨークにある「Nintendo NY」の様子。(画像はNintendo NY – Nintendo World Store in New York Cityより)

 そしてIP展開ビジネスとして新たに、「Nintendo TOKYO」が渋谷PARCO(仮称)にオープンする。アメリカではすでに「Nintendo NY」というオフィシャルショップがあり、関連グッズが多数販売されているのはもちろん、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドの体験会が実施されたり、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの関連放送をたくさんのファンで見るといったイベントが実施されていた。

 国内のオフィシャルショップでどのような取り組みが行われるか詳細は明らかにされていないが、ゲーム機本体・ソフトウェア・キャラクターグッズの販売のほかにも、イベントの開催やゲームの体験が実施される予定。国内における任天堂の情報発信の拠点となるショップが目指されるという。

ライター/渡邉卓也

ライター
渡邉卓也
マリオの乳で育った男」と自称するフリー・ゲームライター。いくつかのメディアでゲームニュース、レビュー、コラムなどを担当。自分が書いた記事で気に入っているのは「なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…? 『Ice Station Z』から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ」。好きなキャラクターは「しずえ」と「カービィ」。
Twitter:@SSSSSDM