身長2mを誇る“流浪のストライカー”、プロ21年目で11クラブ目

 英1部プレミアリーグバーンリーは1月31日、英2部ストーク・シティから今季終了までの期限付きで元イングランド代表FWピータークラウチを獲得したと発表した。38歳となったばかりの身長2メートルの長身FWが、プレミアの舞台に返ってきた。

 2011年からストークでプレーを続けていたクラウチ。同クラブは昨季のプレミアリーグで19位に終わり、2008年以来の2部降格となっていた。プレミアリーグ通算462試合108ゴールを誇る男は、半年でイングランドサッカーの最高峰に戻ってきた。

 ちなみに、クラウチはリバプールトットナムなどビッグクラブでのプレー経験も豊富だが、これまで多くのクラブを渡り歩いた流浪人としても知られる。バーンリーはプロ生活21年で11クラブ目となる。

 クラウチは公式サイトを通じ、「僕はまだまだやれる。プレミアリーグでもっと試合に出たいし、100ゴールにまだまだ上乗せしたいんだ」と新天地での意気込みを語っている。1月30日に38歳の誕生日を迎えたが、ゴールへの意欲は増す一方のようだ。

「ここで働くのが楽しみだよ。十分な試合に出られるといいね。もしも試合に出られれば、インパクトを残して、このクラブにポジティブな影響を及ぼすことができると思うよ」

 イングランドきっての名ストライカーは、新たな挑戦に自信を漲らせていた。(Football ZONE web編集部)

ストーク・シティからバーンリーへの移籍が決まったFWピーター・クラウチ【写真:Getty Images】