札幌市、旭川市に次ぐ第三の中核都市である函館市は、古くから港町として海外との交流が栄えたことから、和洋折衷の建物が文化財として登録されています。
また百万ドルの夜景と称される夜景は、まさに見入ってしまうほどの美しさです。今回はそんな函館のおすすめスポット10選をまとめてご紹介します。
函館山ロープウェイ/北海道函館市
函館の街を一望できる函館山の頂上へと上がる方法として、一番人気の「函館山ロープウェイ」は山頂へ向かって上がるため、乗車した際は街の部分が見えるように山の方ではなく街側の窓に場所を取るのがポイントです。
展望台にはたくさんのショップやレストランがあり、食事やショッピングが楽しめます。
五稜郭タワー/函館市五稜郭町
西洋式の城郭として日本にただ1つ現存する星形をした城郭が特徴の五稜郭は、これまでの展望台からは五稜の形を見ることができませんでしたが、タワーのリニューアルによってしっかりと五稜郭の全景が見られるようになりました。
箱館戦争の舞台としても知られており、当時の奉行所が再現されています。
JR函館駅/函館市若松町
「JR函館駅」は、かつてはレトロな時計が時間を知らせる素朴な駅でしたが、2003年に全面リニューアルを果たしてからは、近代的でオシャレな駅舎に生まれ変わりました。
出入口からホームまでバリアフリー化されて快適になったほか、1階にはコンビニや土産店があり、2階はレストランや書店、ギャラリーまであって、駅を散策するだけでも大いに楽しめます。
トラピスチヌ修道院天使園/函館市上湯川町
「トラピスチヌ修道院天使園」は函館市にある女子修道院で、「祈れ、働け」を胸に修道女たちが黙々と仕事に打ち込んでいます。
お手製のマダレナケーキやバター飴、ロザリオなどが売店で販売されており、特にマダレナケーキは人気で売り切れてしまうことも多いため、事前に予約しておくことをおすすめします。
函館アリーナ/函館市湯川町
「函館アリーナ」は函館空港からも函館駅からもアクセス抜群の場所に作られた、函館で最大規模の多目的ホールです。
普段は市民の運動やトレーニング目的で様々な教室が開かれているほか、5,000人が収容できるホールではコンサートも行われています。
函館アリーナのこけら落とし公演には、函館が生んだ人気ロックバンドのGLAYが函館市長から直々にお願いされ、日本全国からファンが集まり、函館を熱く盛り上げました。ファンにとっては聖地ともいえる場所かもしれませんね。
湯の川温泉/函館市湯川町
北海道最古の湯とされる「湯の川温泉」は、道内では登別温泉、定山渓温泉とともに北海道三大湯です。3つの中で唯一海沿いに温泉がひかれ、たくさんの旅館が立ち並んでいます。
海と一体になっているように感じられる魅力的な温泉を有す旅館もあり、何度も訪れたくなる名湯です。市電沿いにも旅館があり、こちらは温泉街の静かなたたずまいが感じられるのが特徴です。
函館朝市/函館市若松町
「函館朝市」は新鮮な海の幸が楽しめる、函館を代表する観光スポットです。新鮮な魚介類がズラリと並び、買い物に迷ってしまうこと必至です。
イカを釣ってその場でさばいてくれる名物の「イカ釣り」が楽しめるほか、海鮮ものを扱う飲食店もきれいに生まれ変わり、利用しやすくなりました。
金森赤レンガ倉庫/函館市末広町
「金森赤レンガ倉庫」は4つの異なる施設からなる、函館のベイエリアにある施設の中ではランドマーク的な存在です。
BAYはこだて、金森洋物館、そして函館ヒストリープラザのそれぞれが異なる趣を持っており、違う楽しみ方ができるのが特徴です。晴れた日は美しい石畳を散策するだけで楽しくなりますよ。。
八幡坂/函館市末広町
函館山に向かって何本も伸びる坂の中で、坂の上からの景色がもっとも美しいとされているのが、この「八幡坂」です。坂の下には客船が停泊しているのが見え、坂から海へとつながる景色がもっとも美しいことで知られています。
数多くのコマーシャルやテレビドラマの撮影で使われたこともあり、函館の坂といえば八幡坂といえるほど有名です。
周辺にはハリストス正教会や聖ヨハネ教会などの教会もあり、ロマンチックなエリアとなっています。
立待岬/函館市住吉町
「立待岬(たちまちみさき)」は津軽海峡に面した断崖絶壁の岬で、晴れた日には対岸にある青森の下北半島が見えます。有名な歌人・与謝野晶子と寛の歌碑が刻まれていて、函館では有名な観光スポットです。
軽いスナックを販売している店がありますので、晴れた日には軽食をつまみながら、絶景の津軽海峡を見ることができます。
image by:Stor24/Shutterstock.com
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