モウリーニョ監督の後を継ぐも立場は“暫定“” CL決勝T1回戦PSG戦の勝利が昇格条件か

 マンチェスター・ユナイテッドのOBで元ノルウェー代表FWオレ・グンナー・スールシャール氏は、昨年12月に解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督の後任として古巣の指揮官に抜擢された。その立場はあくまで“暫定”監督だが、正式採用されるためにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦で激突するパリ・サンジェルマンPSG)戦がカギになるという。英紙「ザ・サン」が報じている。

 スールシャール暫定監督はノルウェー1部モルデFKを率いていたが、成績不振でモウリーニョ前監督が更迭されたユナイテッドの要請を受け、指揮官として古巣に復帰。就任後は公式戦8連勝と快進撃を見せ、正式な監督として就任するという説が浮上していた。

 1月29日プレミアリーグ第24節バーンリー戦(2-2)で引き分けてチームの連勝はストップ。それでも就任後の無敗は続いており、その手腕は高く評価されている。就任後の好調を要因に暫定監督から正式採用への“昇格”が現実味を帯びるなか、記事ではそのカギとなるのはCLで結果を残すこと、だと伝えている。

マンチェスター・ユナイテッドがCLでPSGを倒すことができれば、オレ・グンナー・スールシャールに正式な監督の任務を与えるだろう」

 フランスが誇るタレント軍団であるPSGとの大一番は、現役時代にスーパーサブとして活躍し、”ベビーフェイスの殺し屋”とも呼ばれた男の監督人生を大きく左右するかもしれない。運命の一戦となるユナイテッドPSGの一戦は、2月13日にユナイテッドのホームであるオールド・トラッフォードで行われる。(Football ZONE web編集部)

スールシャール氏が正式監督になるには、CLパリ・サンジェルマン戦がカギになりそうだ【写真:Getty Images】