ニューカッスルオーナーを務めるマイクアシュリー氏が、ラファエル・ベニテス監督との契約延長に動いているようだ。イギリス紙『デイリーミラー』が2月2日付で伝えている。

 ニューカッスルとベニテス監督の契約は、今シーズンいっぱいで満了を迎える。かねてから同監督は補強に消極的なクラブへの不満を募らせており、状況が改善されなければシーズン終了後に退団するとも報じられていた。

 しかし、1月の移籍市場最終日に同クラブはアトランタ・ユナイテッドからパラグアイ代表MFミゲルアルミロンを獲得した。ベニテス監督が熱望していた同選手の獲得にあたって、同紙は移籍金2100万ポンド(約30億円)が支払われたと報道。アシュリー氏はこれを機にベニテス監督の留任を確定させようと考えており、新たに3年契約を用意している模様だ。今後6週間以内の決着を望んでいるという。

 ベニテス監督は2016年3月よりニューカッスルの指揮を執る。2015-16シーズンはチャンピオンシップ降格を味わったが、翌シーズンに1年でプレミアリーグへ復帰。昨シーズンはリーグ戦10位でフィニッシュした。今シーズンはここまで6勝6分け13敗の勝ち点『24』で15位につけている。

ニューカッスルのベニテス監督 [写真]=MI News/NurPhoto via Getty Images