パリ・サンジェルマンPSG)に所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、チャンピオンリーグ(CL)制覇への思いを明かした。

 ブッフォン1995年パルマでプロデビューを飾って以来、世界最高のGKとして活躍を続けてきた。しかし、これまでにCL優勝を成し遂げたことは無く、2001-2002シーズンから昨シーズンまで在籍したユヴェントスでは3度も決勝の舞台で涙を飲んだ。

 ブッフォンは「毎年思うんだよ。『今年こそは!』とね。でも、もう24年も経ってしまった。チャンピオンズリーグ優勝を目指し始めて24年だ。難しいことなのは分かっているけどね」と、CL制覇への思いを語った。

 PSGは決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・Uと対戦するが、2月12日3月6日に行われる同試合には“エース”であるブラジル代表FWネイマールが負傷のため出場できない。ブッフォンネイマール不在で挑むマンチェスター・U戦に危機感を抱いていることを明かした。

「今は他のチームにとってはラッキーで、我々にとっては厳しい時だ。なぜなら、ネイマールが負傷離脱したからだ。ネイマールはチームにとって重要な選手だ。この2〜3カ月でも信じられない働きを見せてきた。PSGにとってネイマールの不在は非常に痛い」

これまで3度もCL決勝で涙を飲んできたブッフォン [写真]=Getty Images