美奈子、佐々木義人（画像は美奈子Instagramのスクリーンショット）

3日放送『ザ・ノンフィクション』（フジテレビ系）は「新・漂流家族 前編」と題して、ビッグダディ・林下清志氏の元妻・美奈子（34）さんの現在に迫った。

番組の主役は3度の離婚を経験した美奈子さんの現在の夫、元プロレスラー・佐々木義人氏（36）。良き夫、良き父になろうともがく彼の苦悩と「モラハラ」にも映る家族への態度に、大きな反響が起きている。

 

■幸せな家庭を築こうと…

知人の紹介で出会った2人は2015年に結婚。美奈子さんには6人の子供がおり佐々木氏は初婚、いきなり「6人の子供の父」に。さらに2017年には2人の間に子供が生まれ、2018年にもう1人妊娠している。

結婚を機に35年ローンで中古の一軒家を購入、怪我が原因でプロレスラーを引退した佐々木氏はコミュニティバスの運転手として家族を養う。家族・子供たちのために身を粉にして働き、家族もそれに感謝する、幸せな家庭を築こうとする姿が映し出された。

 

■長男長女との確執

美奈子氏も「今が一番平和。前なんてご飯もまともに食べられなかった」と夫への感謝を示し、かつてないほど心休まる結婚生活を過ごしていると明かす。

しかしその反面、正義感が強くどこか頑固な佐々木氏は悩みを抱えていく。価値観の違いで長男・長女との仲は険悪になり、長男は家を出て一人暮らしを始めていた。家族にお金のことで迷惑を掛けたくないとバイトする長女とも門限を巡り、口も利かない関係となっている。

■長女を巡り激怒

「自分からはあえて話さない」、佐々木氏は長女に対し頑なな姿勢を崩さない。ある日、5女から「長女の彼氏が家に来た」ことを聞き、自分が知らなかったことに激怒する。

美奈子さんに「なんで言わないの？」と詰め寄りヒートアップ。「アイツ（長女）部屋汚ねえしよ。キレイにしろよって言えよ」と美奈子さんを筋違いに攻める。

これに反論する美奈子さんだが「俺に相談しろ、俺の家だぞ」と一喝、最終的に「話しても無駄」と美奈子さんの言葉を無視しながら「気をつけろよ、気をつけろよって言われたら返事しろよ」と話を無理やり終わらせた。

 

■8人目を授かる

美奈子さんは「再婚ステップファミリーとしては鑑のような人」と佐々木氏を評価しながらも、突然、大家族の父になった佐々木氏の苦悩も理解している。それでも言い争いが頻発する状況には、ストレスを隠せないようだった。

4月下旬、8人目の子を授かる。身重の美奈子さんを気にかけて優しい言葉を掛ける佐々木氏だが、「今回が最後だよ」と笑いながら口にしてしまう。これに美奈子さんは「お前が言うなよ。いらなかったみたいな言い方」と納得できない。

それでも佐々木氏は嬉しさを隠しきれない、そんなやり取りから普段の2人の仲睦まじい様子が見て取れた。

■突然の家出

身重の美奈子さんに代わり台所に立ち、掃除などを率先してする佐々木氏。長男との話し合いも進めるなど、大黒柱としての責任を果たそうと日々を過ごしていた。

そんなある日、呼び出されたスタッフは「佐々木氏が『離婚』と口にして家出した」ことを聞かされる。美奈子さんは「1歳児と妊婦がいて、それでも離婚って言えるんだ…なんか疲れちゃった」と本音を漏らす。

原因は「部屋が散らかっていた」こと。綺麗好きの佐々木氏は、子供たちが片づけをしないのは「美奈子さんのしつけのせい」と批判、口論となったという。「勢いで言ってしまった」と反省する佐々木氏は実家で数日を過ごし帰宅した。

 

■視聴者の意見は…

「理想の父」になろうともがきながら、どこか空回りしてしまう佐々木氏の姿に、視聴者からは様々な意見が寄せられている。

 

■モラハラの指摘も

よく働き、家族を大切にしながらも、時に上から目線で押さえつけるように美奈子さんたちを恫喝する姿は、「モラハラ」を匂わせるとの批判もあった。

後編の予告ではスタッフに向けても激怒、美奈子さんに再び離婚を伝える姿などが映し出されている。「漂流家族」がどのような結末を迎えるのか、家族・子供たちのために最善の結末となるよう願うばかりだ。

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（文／しらべぇ編集部・サバマサシ）

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