女優の常盤貴子が主演を務める日曜劇場『グッドワイフ』(TBS系/毎週日曜21時)の第4話が3日放送された。北村匠海扮するいつも勝気な新人弁護士・朝飛光太郎の意外な一面が描かれ、大きな話題を呼んでいる。

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 杏子が以前住んでいた家の近所の男子高校生・荻原翔平(佐藤緋美)が傷害致死容疑で逮捕された。翔平の母・奈津子(須藤理彩)は、かつて杏子の親友だったが、杏子の夫である壮一郎(唐沢)の逮捕後、真っ先に杏子との連絡を絶った人物だった。杏子は奈津子のことを考え、事件を朝飛(北村)にメインでやってもらうようにお願いする。翔平は容疑を否認するが、指紋や目撃証言があり、無実を証明する手がかりが見つからない。朝飛は早々と情状酌量にすべきだと主張するが、本人が否認している限り裁判で争うべきだという杏子と対立してしまう。そんな中、円香(水原)から朝飛は法廷に立った経験がなく、前の事務所では企業法務ばかりを担当していたことが明かされる。

 一方、裁判のため夜遅くまで残業していた朝飛。そんな朝飛に多田(小泉孝太郎)は杏子と一緒に作業すればいいと提案し、「お前、口じゃ余裕かましてるが、朝早く来て夜遅くまで残って、人一倍努力しているのを俺は知っている」と語り掛ける。しかし朝飛は「あいにく天才じゃないので」「親に放置されて育ちましたから」「兄弟はそれこそ天才でしたけど、僕はそうじゃなかった。いまだに父は僕のこと認めていない」と断言。そして裁判当日、あろうことか質疑応答がうまくできず、たびたびどもってしまう朝飛。とっさに杏子が助け舟を出し難を逃れたが、彼は複雑そうな表情を浮かべていた…。

 いつも自信満々で、杏子に食って掛かるイメージの強かった朝飛が初めて見せた一面に対し、視聴者からは「闇が深い」「家庭環境色々あるのか」といった感想が寄せられたが、同時に「朝飛くんのハングリー精神カッコいい」「頑張れ」などのエールも。また演じる北村にも「北村匠海くんすごいうまいな」「自信と不安に揺れ動く表情がよかった」「こっちまで不安になって焦らされた」といった称賛の声が殺到していた。

北村匠海 クランクイン!