サタケの佐々木講介取締役経営戦略室室長(中国統括本部長兼任、左)と、中国農業科学院農産品加工研究所の朱捷処長(部長相当、右)

サタケの佐々木講介取締役経営戦略室室長(中国統括本部長兼任、左)と、中国農業科学院農産品加工研究所の朱捷処長(部長相当、右)

(株)サタケ(佐竹利子代表)は去る1月17日、中国・農業農村部(日本の農林水産省に相当)の直属研究機関である、中国農業科学院農産品加工研究所と包括技術連携基本契約を締結した。この研究所は国家レベルで農業分野の穀物研究を行う中国唯一の機関で、日本の民間企業と提携するのは初のこと。

提携内容は技術情報の交換や共同研究のほか、相互研修、研究成果の共同宣伝・普及など多岐に亘る。提携後、最初のプロジェクトとして雑穀・豆類のGABA富化技術(GABAの成分を増やしていく技術)と米粉製粉技術の研究を行うとしている。

〈米麦日報 2019年2月5日付〉
サタケの佐々木講介取締役経営戦略室室長(中国統括本部長兼任、左)と、中国農業科学院農産品加工研究所の朱捷処長(部長相当、右)